本日の献立/12月22日(水)・白菜の甘酢あえ ・りんご ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳 栄養価 エネルギー 895kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 27.2g ☆冬至の七種(ななくさ)☆ 冬も本番となってきており、今年の二十四節気では、今日は冬至で、日の出から日没までの時間が一年間で最も短い日となっています。 冬至の日には、かぼちゃを食べて、ゆず風呂に入って無病息災を願うという風習があるのはよく知られています。それ以外にも、「ん」が2つ重なる食べ物を食べると、運気が良くなるといわれ、「なんきん(かぼちゃ)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)」を「冬至の七種(ななくさ)」とされています。 給食では、昨日の献立で「かぼちゃ」、そして今日の献立では、「うどん」を使用しています。 本日の献立/12月21日(火)・豚肉と干しずいきのみそ煮 ・焼きかぼちゃの甘みつかけ ・うすくず汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 777kcal、たんぱく質 28.2g、脂質 15.6g ☆ずいき(芋茎)☆ ズイキはサトイモの葉柄(ようへい)の部分で、干して乾燥させた干しずいきはイモガラとも呼ばれています。ズイキの名は、夢窓疎石(むそうそせき/1275〜1351年)の「いもの葉に置く白露のたまらぬはこれやずいき(随喜)の涙なるらん」という歌が由来とされています。 サトイモの葉柄にはえぐ味の強いものもあるため、ズイキとして使用されるのは、えぐ味のほとんどないものか、ごく弱いものが選ばれます。中でもハスイモは芋は小さくて食用になりませんが、葉柄は、えぐ味がほとんどないため、葉柄専用として栽培されています。ほかには、アカメ、カライモ、ヤツガシラなどが芋・葉柄の兼用品種としても使われ、これらは一般に赤い色をしています。 葉柄が伸び始めると利用できますが、大きく伸びて若い初夏が旬になります。干しずいきは、長期保存できるので、1年間を通して利用できます。生のものはゆでて、酢のものやあえもの、煮ものなどに、干しずいきは、熱湯で戻し、煮もの、汁物などに利用されます。 今日の給食では、干しずいきを豚肉、うす揚げ、青ねぎとともにみそ煮にして使用しています。 本日の献立/12月20日(月)・プチトマト ・肉だんごと麦のスープ ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 881kcal、たんぱく質 36.8g、脂質 27.4g ☆マリネ☆ マリネというのは、フランス語で「漬け込む」「浸す」という意味になり、主に肉や魚、野菜などを調味料で漬け込む調理法、またその料理のことをいいます。スペイン、ノルウェー、イタリアなどでよくつくられるようです。漬け汁は、主に酢やレモン汁、ワイン、塩水などでつくられ、それに風味をつけるため、油や香草、香辛料などを加えることが多く、この漬け汁をマリナードといいます。漬け込むことによって素材に風味をつけたり、柔らかくしたりすることを目的にし、これを下処理の段階で行うものや、漬け汁につけたままの状態で提供するものがあります。また、生のものを漬け込んでそのまま食べるものや、それを加熱して食べるもの、また、一度加熱して食べるものなど様々なものがあります。ピクルスや日本の料理では南蛮漬け、生鮨(きずし)などもマリネの一種といえます。 今日の給食では、角切りにした鮭にでんぷんをまぶして揚げ、うす切りにしたたまねぎとりんご酢、オリーブ油、料理用ワインなどで作ったソースをかけて、さっぱりとした味にしています。 本日の献立/12月17日(金)・ブロッコリーとコーンのサラダ ・黄桃(カット缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 28.2g、脂質 21.8g ☆冬が旬の野菜☆ 食品の旬というのは、その食品を食べるのに最も適した時期のことを言います。同じ食品でも収穫される地域や品種によって多少季節が異なりますが、このことによって、ある程度の長い期間そのおいしさを味わうことができる場合もあります。 旬の食品はおいしいということに加えて、栄養価は高く、価格は低くなる傾向にあります。さらに生産するにあたっての燃料なども旬以外の時期に比べて少なくできることもあり、二酸化炭素の排出量を抑えるといったメリットもあると考えられています。 冬の時期に旬を迎える代表的な野菜には、ほうれん草、小松菜、だいこん、かぶ、はくさい、ブロッコリー、菊菜、ねぎ、れんこんなどがあります。 今日の献立では、カレーライスに使用しているだいこん、れんこん、にんじん、サラダに使用しているブロッコリーが旬の野菜となっています。 本日の献立/12月16日(木)・菊菜と白菜のごまあえ ・さつまいものみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 857kcal、たんぱく質 35.3g、脂質 21.8g ☆たらのフライ☆ 一般的に「タラ(鱈)」というとマダラ(真鱈)を示すことが多いですが、今日のフライには、「スケトウダラ(介党鱈)」を使用しています。太平洋北部に広く生息しており、日本海北部、北海道などが主な産地となっています。マダラより小さめで細身の体形で、体長は70cmくらいになります。名前の由来は諸説あり、よくわかっていませんが、以前は佐渡周辺でよく獲れ、佐渡は「すけと」とも読むことから「佐渡(すけと)の鱈」。また、漁に人手が必要なことから「助っ人鱈」などが語源になったといわれています。 肉の味はくせのない白身で、フライやムニエルの材料にもなりますが、多くはかまぼこなどの練り製品の主原料となるほか、棒鱈などの乾物にも利用されます。また、卵巣は塩漬けにして「たらこ」、さらに唐辛子を加えた「明太子」となり、比較的珍重された扱いとなっています。 今日の給食では、フライ用に加工された製品を使用しています。 |
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