本日の献立/11月9日(火)・中華スープ ・りんご ・ミニフィッシュ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 795kcal、たんぱく質 35.7g、脂質 23.2g ☆りんご(林檎)☆ リンゴは、人類が食した最古の果物といわれ、その起源はおよそ8000年前といわれています。西アジアからヨーロッパへと広がり、ヨーロッパでは4000年以上も前から栽培がおこなわれ、品種改良も進みました。現在、地球上では、2000種以上もの品種が栽培されています。日本へは、中国から伝わったとされ、平安時代の漢和辞書である「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/931〜938)」では「利宇古宇(りうこう、りんごう)」として記述があるそうで、これがなまってリンゴと呼ばれるようになったといわれています。栽培が始まったのは明治4〜5年のころからで、気温の低い土地が適しているため、東北地方が主産地となり、4〜5月ごろに白い可愛い花を咲かせ、8〜11月ごろに収穫されます。果実は貯蔵性が高いため、次の年の収穫時期まで、一年中出回ります。生で食べるほか、缶詰やジャムなどにも加工されます。 今日の給食では、青森産の「早生(わせ)ふじ」という品種を提供しています。「ふじ」の突然変異種などにより育成された品種で、9月末ごろから収穫され、10月中旬にピークを迎えます。ふじよりも一か月ほど早めに収穫時期を迎えることから早生の名がつきました。 ※食育つうしん(2021年11月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒食育つうしん(2021年11月) 本日の献立/11月8日(月)・豚肉とじゃがいもの煮もの ・きゅうりの赤じそあえ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 19.5g ☆鯨(くじら)☆ 鯨は、海にすむ哺乳類で、1mくらいのものから30mくらいになるものまでいます。食用としては、古くから利用され、ノルウェーでは4千年以上前の壁画にかかれているそうです。日本でも縄文時代の遺跡からその骨が見つかっています。仏教の影響で肉食が禁じられていた時代も魚としてみなされていたため、日本人にとっては重要な栄養源でした。また「捨てるところがない」といわれるほど、肉や内臓だけでなく、皮や尾びれまでが食用となり、骨は細工用として利用されていました。 鯨の肉には、たんぱく質が多く含まれるほか、不足しやすい鉄分も吸収されやすい形で豊富に含まれています。 今日の給食では、しょうが、料理酒、しょうゆで味つけし、竜田揚げにしています。 本日の献立/11月5日 (金)・変わりピザ ・みかん ・コッペパン、いちごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 834kcal、たんぱく質 35,4g、脂質 23.2g ☆ピザ(PIZZA)☆ ピザは、イタリア南部のナポリ地方の料理で、小麦粉とイーストで作った生地にトマト主体のソース、モツァレラ、パルメザンなどのチーズ、その他好みの具をのせて焼いた日本でもおなじみの料理です。さらにその原型を探ると紀元前3000年ごろの古代エジプトにまでさかのぼり、その頃は小麦粉に水を加えて練り、発酵させたものを平らな円形にのばし石窯に貼り付けて焼くというパンのようなものでした。これが世界各地に広まり様々な食文化として発展していったようで、ピザもそのうちの一つであると考えられます。 ナポリでピザが誕生したのは、16世紀後半から17世紀にかけてのことで、そのころイタリア南部でトマト栽培がはじまり、また少し遅れてモツァレラチーズもナポリあたりで誕生しました。これをきっかけに、これらを薄いパンにトッピングした料理が誕生し、ナポリで広まったようです。 今日の給食では、ピザ生地の代用として、ギョーザの皮を使い、ツナ、コーン、ピーマン、ピザソース、チーズを合わせたものをのせて、オーブンで焼いています。 本日の献立/11月4日(木)・ブロッコリーのサラダ ・ソフト黒豆 ・牛乳 栄養価 エネルギー 855kcal、たんぱく質 27.0g、脂質 23.0g ☆ブロッコリー☆ ブロッコリーは、アブラナ科の野菜で、葉の部分ではなく、花蕾(からい)と呼ばれる花のつぼみの部分を食べるものです。地中海沿岸が原産地で、16世紀にはイタリアやフランスなどで栽培され、第二次世界大戦後になって欧米諸国に急速に広まりました。日本へは、明治初期に、よく似た野菜であるカリフラワーの少し後に渡来しましたが、あまり普及せず、1970年代になって食生活の洋風化に伴って食べられるようになりました。日本名はカリフラワーが「花椰菜(ハナヤサイ)」と呼ばれていたことから「緑花椰菜(ミドリハナヤサイ)」、「芽花椰菜(メハナヤサイ)」などといいます。 栄養豊富な緑黄色野菜で、ビタミンCはキャベツの約3倍も含み、野菜の中ではトップクラスです。そのほか、目の働きをよくするカロテン、貧血を予防する鉄や葉酸、カルシウムとその代謝を促すカリウム、整腸効果のある食物繊維なども多く含んでいます。年中出回っていますが、おいしいのは11月から3月ごろです。 今日の給食では、スチームコンベクションオーブンで蒸し、砂糖、こしょう、りんご酢、しょうゆ、綿実油を合わせたドレッシングをかけています。 本日の献立/11月2日(火)・小松菜の炒めもの ・みそ汁 ・豆こんぶ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 752kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 16.8g ☆小松菜(こまつな)☆ 小松菜は、カブの仲間となる緑黄色野菜です。江戸時代に椀屋久兵衛(わんやきゅうべえ:1651〜1676年)が、「葛西菜(かさいな)」といわれる野菜を改良し、小松川村(現在の東京都江戸川区)のあたりで栽培していたようです。そして八代将軍徳川吉宗(1684〜1751年)が、この青菜を気に入り、その土地の名をとって「小松菜」と命名したと言い伝えられています。 また、この椀屋久兵衛は大坂の豪商だったとも伝えられ、江戸で評判の葛西菜を上方へ取り寄せたともいわれています。以前は関東地方を中心に栽培されていましたが、今では全国に広まり、大阪でも八尾、東大阪、堺、岸和田などで盛んに栽培がおこなわれ、※「なにわ特産品」の1つに加えられています。 旬は10〜3月で、「冬菜」、「雪菜」、「うぐいす菜」などとも呼ばれています。栄養価は非常に高く、カロテンを多く含むほか、カルシウムや鉄、ビタミンCなどを多く含んでいます。色や歯ざわりもいいので、おひたしや漬物、炒めもの、煮もの、汁ものなどさまざまな料理で使用されます。 今日の給食では、豚肉とともに炒めものとして使用しています。 ※なにわ特産品…大阪府とJAグループで平成5年より、なにわの食文化に根差した農産物を「なにわ特産品」として選定しており、現在21品目が選定されています。 詳しくは大阪府ホームペーをご覧ください⇒「なにわ特産品」 |
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