本日の献立/5月 9日(月)

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献立名 ・金時豆の中華おこわ
    ・ツナと野菜のオイスターソース炒め
    ・中華スープ
    ・コッペパン、いちごジャム、牛乳

栄養価  エネルギー 739kcal、たんぱく質 31.8g、脂質 21.1g

☆コッペパン☆
 コッペパンというと、ホットドッグ用のパンより少し大きめで、コロンとしたパンを思い浮かべる方が多いと思います。実をいうとこれは日本で考案されたものであり、生地の配合は基本的に食パンと同じで、表面には何も塗らずに焼き上げられたパンです。語源はフランス語で「切られた」というような意味で、後ろの部分を切り落とした二人乗りの箱型馬車や、バケットなどを焼き上げる前に入れる切り目などを表現する「coupe(クーペ/クープ)」ではないかと考えられていますが、よくわかっていません。
 考案されたのは、第二次世界大戦中のことで、ご飯よりも製造、運搬、保管、分配などにおいて容易であることがその理由だったようです。また、戦後の学校給食においても、ララ物資によって、小麦粉の方が安価で入手しやすく、衛生的で取り扱いやすいことなどから主食として利用され、困難な時代の日本の食生活を支えるために役立ってきたのではないかと考えられます。
 味付けがシンプルであることから、ジャムやバターをつけたり、切り目を入れて焼きそばやコロッケなどを挟んだりと、パンとしてはあまり目立ちませんが、現在でも人気のあるパンであるといえます。大阪市の学校給食でも基本配合のパンとして使用し続けており、今日の給食では、いちごジャムを添えて提供しています。

本日の献立/5月 6日(金)

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献立名 ・肉じゃが
    ・もやしのゆずの香あえ
    ・ごまかか炒め
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 698kcal、たんぱく質 26.5g、脂質 16.8g

☆たけのこ(筍)☆
 たけのこは、竹の若い芽で、茎になる部分です。日本では古くから食べられており、古事記にも記述が見られ、当時は「真竹(まだけ)」や「淡竹(はちく)」などのたけのこを山菜として利用していたようです。現在出回っているものは、ほとんどが「孟宗竹(もうそうちく)」のもので、これは江戸時代中頃の1736年(元文元年)に薩摩藩主 島津吉貴によって、中国から琉球(今の沖縄)経由で鹿児島へ伝わり、栽培されるようになりました。
 旬は春で、3〜5月の初旬にかけて多く出荷されます。真竹や淡竹は5〜6月ごろに旬を迎えるので、孟宗竹のあと、わずかに出回ります。
 漢字で「筍(たけのこ)」と書くのは、成長が早く、芽を出してから一旬(いちじゅん/10日間)程度で竹になってしまうということが由来となっています。また、孟宗竹の名は、中国の孟宗という親孝行の息子が、病気の母を喜ばせるため、真冬に雪を掘り起こして食べさせたという故事が由来となっているようです。
 今日の給食では、かつお節とごまを加えて炒め、みりん、しょうゆで味つけした「ごまかか炒め」にしています。

※食育つうしん(2022年5月)を配布文書のコーナーに掲載しました。
こちらからどうぞ⇒食育つうしん(2022年5月)
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本日の献立/5月 2日(月)

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献立名 ・一口トンカツ
    ・ミネストローネ
    ・ミニフィッシュ
    ・洋梨(カット缶)
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 890kcal、たんぱく質 35.1g、脂質 32.0g

☆豚カツ(とんかつ)☆
 とんかつは、西洋料理をアレンジし、日本で生まれ変わった料理の1つで、その発祥は東京銀座のフランス料理店といわれています。その元になったのは、肉類にパン粉をまぶして炒め焼きにする「コートレット」という料理とされています。この料理の調理時間を短縮するため、天ぷらをヒントに、油で揚げる料理として考案され、1899(明治32)年ごろから「カツレツ(ポークカツレツ)」として提供されたそうです。当初は、温野菜が添えられていましたが、さらに時間短縮を図るため1904(明治37)年ごろから生キャベツの千切りを添えるようになったようです。
 その後1929(昭和4)年に東京の御徒町(おかちまち)の洋食店で、ご飯、漬物、みそ汁とともに和風の定食として提供したものが評判となり、この形で全国に広まったと考えられています。豚カツの名は、豚のカツレツが変化したものと思われますが、いつごろからこう呼ばれるようになったのかはよくわかっていません。
 今日の給食では、パン、ミネストローネとともに、洋風の組み合わせとして提供しています。

本日の献立/4月28日(木)

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献立名 ・金平ちらし(きざみのり)
    ・すまし汁
    ・ちまき
    ・牛乳

栄養価  エネルギー 718kcal、たんぱく質 28.6g、脂質 13.2g

☆ちまき(粽)☆
 今日は少し早いですが、端午の節句(こどもの日)の行事献立として、「ちまき」を献立にとり入れています。
 ちまきは、中国から伝わったもので、米粉でつくった餅などを植物の葉で包み、蒸してつくります。包むのに使用する葉は、笹や竹、茅(チガヤ)、真菰(まこも)などが使用されますが、昔は茅の葉で包むことが多かったことから、「茅巻き(ちがやまき)」が転じて「粽(ちまき)」と呼ばれるようになったそうです。
 端午の節句にちまきを食べるのは、中国の風習がそのまま伝わったもので、中国が「楚」であった時代の政治家であり詩人でもあった屈原(くつげん)という人物が、紀元前278年5月5日に汨羅江(べきらこう)という河川で命を落とし、その供養のために人々が葉で包んだもち米を投げ入れたのがはじまりといわれています。
 今日の給食では、冷凍加工された製品をスチームコンベクションオーブンで蒸して提供しています。

本日の献立/4月27日(水)

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献立名 ・カレースープスパゲッティ
    ・キャベツのピクルス
    ・りんご(カット缶)
    ・コッペパン、ブルーベリージャム、牛乳

栄養価  エネルギー 820kcal、たんぱく質 33.3g、脂質 21.4g

☆キャベツ☆
 キャベツは、ヨーロッパの地中海および大西洋沿岸が原産とされ、古代ギリシャ・ローマ人も食用としていた最古の野菜の一つです。今では葉菜の中では世界で最も生産量が多く、野菜の中でも5位以内になっており、日本国内では、いも類を除いた野菜の生産量では第1位となっています。
 「キャベツ」の名は、頭の形をしたという意味ですが、もとの野生種では、結球しないものだったようです。これがヨーロッパ各地へ広まる過程で、ブロッコリーやカリフラワーなどの花やつぼみを食べるものや、芽キャベツのようにわき芽を食べるものに分かれ、そして丸く結球するキャベツが誕生したようです。日本へは江戸時代末期に伝わり、「甘藍(かんらん)」、「玉菜(たまな)」などと呼ばれ、明治から大正時代にかけて「とんかつ」の流行とともに、キャベツの生食が普及したようです。
 栄養面では、ビタミンCやカルシウムが豊富で、そのほか、胃腸の粘膜を正常に整えるといわれるビタミンUなども含まれています。
 今日の給食では、砂糖、塩、ワインビネガー、うす口しょうゆで味つけし、ピクルスとして使用しています。
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