本日の献立/11月30日(水)・きゅうりのピリ辛あえ ・黄桃(カット缶) ・ソフト黒豆 ・牛乳 栄養価 エネルギー 742kcal、たんぱく質 28.4g、脂質 18.1g ☆ソフト黒豆☆ 黒豆は、表皮が黒色をした大豆で、その中でも丹波の黒大豆は「丹波黒」と呼ばれ、最高級の黒豆とされています。 丹波黒は、兵庫県の丹波地方が発祥で、粒が大きく、開花から豆が成熟するまでの期間が、通常の大豆よりも1か月程度長く、約100日かかるそうです。黒豆の栽培の歴史は明確ではありませんが、最初の記述は平安時代の倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)とされ、「烏豆」の名で表記されているそうです。その後、5代将軍綱吉の時代である1685年の書物には、丹波の土産としての記録が残されているようです。 今日の「ソフト黒豆」は、国内産の丹波黒大豆を使用し、砂糖と塩の味付けで、柔らかく優しい味に仕上げられた製品となっています。 本日の献立/11月29日(火)・中華みそスープ ・りんご ・コッペパン、マーマレード、牛乳 栄養価 エネルギー 734kcal、たんぱく質 37.7g、脂質 22.0g ☆りんご(林檎)☆ りんごの起源はおよそ8000年前と考えられており、人類が食した最古の果物といわれています。西アジアからヨーロッパへと広がり、ヨーロッパでは4000年以上も前から栽培とともに、品種改良も行われてきました。現在、地球上では2000種以上もの品種が栽培されています。日本へは中国から伝わったとされ、平安時代の書物である「倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう/931〜938)」に「利宇古宇(りうこう、りんごう)」との記述があるそうで、これがなまって「りんご」と呼ばれるようになったと考えられています。栽培が始まったのは明治4〜5年ごろからで、気温の低い土地が適しているため、東北地方が主産地となりました。収穫は8〜11月ごろにおこなわれ、貯蔵性が高いため、次の年の収穫時期まで一年中出回ります。 今日の給食では、岩手県産の「サンジョナゴールド」という品種の林檎を提供しています。ジョナゴールドは、ゴールデンデリシャスと紅玉の交配種で、コクのあるさわやかな酸味が特徴となっています。品種名の前に「サン」が付くのは、栽培時に袋をかけずに、太陽の光を浴びて育てた品種です。りんごは、病害虫に弱いことから、一つずつ袋をかけて育てることが多いですが、着色や貯蔵性などを向上させ、また労力の軽減にもつながることから、袋をかけない栽培法がすすめられているそうです。 本日の献立/11月28日(月)・金平ごぼう ・なめこのみそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 698kcal、たんぱく質 33.0g、脂質 15.1g ☆なめこ☆ なめこは、日本や台湾などに自生するエモギタケ科のきのこで、ブナやナラなどの枯れ木や切り株などに生えます。湿度が高いと表面からぬめり成分を分泌することが、この名の由来と考えられ、「ヌメリタケ」「ナメタケ」と呼ばれることもあります。9〜11月ごろに日本全国で発生が見られ、秋の味覚として古くから親しまれています。 比較的に栽培しやすく、原木栽培やビンで栽培する菌床栽培があります。現在では、短期間で収穫できる菌床栽培がほとんどを占め、年間を通して市場に出回ります。秋にはまれに天然物が出回ることもあるようです。 今日の給食では、みそ汁に使用しています。 本日の献立/11月21日(月)・焼きとうもろこし ・固形チーズ ・黒糖パン(1/2)、牛乳 栄養価 エネルギー 674kcal、たんぱく質 29.2g、脂質 23.0g ☆給食で使用するきのこ☆ 日本の気候は温暖で雨量も多く、きのこの生育に適しており、4000〜5000種類のきのこが存在していると考えられています。そのうち食用になると確認されているものは約100種類で、毒きのことして確認されているものは約200種類です。食用きのこで市場に出回るものは約20種類となっており、マツタケを除くとそのほとんどが人工栽培されています。 きのこは、それぞれ独特の香りや味、食感があり、色々な料理の引き立て役となっています。給食では、現在のところ、しいたけ、えのきたけ、しめじ、なめこ、まいたけ、エリンギ、マッシュルームの7種類を使用しています。今日は、スパゲッティの具として、しいたけとしめじを使用しています。 最近では、きのこ狩りを楽しむ方も増えていますが、食用になることが確認されているものは、国内全種類の中で2%程度の割合でしかありません。毎年、個人で採集したきのこにより、多くの方が食中毒を発症しており、死亡例もあります。市販されているものは問題ありませんが、個人で採集したものについては十分注意をしてください。 本日の献立/11月18日(金)・豚肉と野菜の炒めもの ・イワシのつみれ汁 ・かぼちゃういろう ・牛乳 栄養価 エネルギー 769kcal、たんぱく質 30.2g、脂質 16.6g ☆ういろう(外郎)☆ ういろうの発祥については、いくつかの説がありよくわかっていませんが、室町時代の終わりごろには存在したのではないかと推測されます。全国各地で、和菓子としてつくられており、神奈川(小田原)、愛知(名古屋)、三重、京都、山口などのものが有名で、米粉のほか小麦粉やわらび粉などを原料としています。 今日の給食では、かぼちゃのペーストに上新粉、砂糖、水を混ぜ合わせて、スチームコンベクションオーブンで蒸して、手作りのういろうとして提供しています。 |
|