本日の献立/6月23日(木)・オクラのかつお梅風味 ・もやしとピーマンのごま炒め ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 723kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 20.7g ☆食中毒を防ぎましょう!☆ 現在、私たちの住む大阪では梅雨のまっ最中となっています。この時期は、暑さに加えて湿度も高まり、ジメジメとした日が続きます。私たちにとっては、あまり気持ちの良くない環境であっても、細菌たちにとっては最も良い環境となり、この時期は一年間で最も細菌性の食中毒が多くなります。おもな症状は、嘔吐、下痢、発熱などですが、場合によっては命にかかわることもあります。給食室でも細心の注意を払っていますが、ご家庭においても十分ご注意ください。 詳しくはこちらをご覧ください。⇒〈厚生労働省ホームページ/食中毒〉 本日の献立/6月17日(金)・オクラの甘酢あえ ・オレンジ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 626kcal、たんぱく質 32.5g、脂質 18.8g ☆オレンジ☆ オレンジは、柑橘類の一種でスイートオレンジに分類されるもので、日本でよく出回っているのは、バレンシアオレンジとネーブルオレンジです。スイートオレンジは、インド東北部が原産とされ、中国から中近東、そして十字軍の遠征以降に地中海域にも伝わりました。その後16世紀になってポルトガル人が中国から持ち帰ったものがもととなり、地中海域での品種が育成され、19世紀以降に南北アメリカで大産業へと発展しました。 バレンシアオレンジは、1870年代にイギリスからカリフォルニアやフロリダに伝わり、育成にかかわったスペイン人が、母国のバレンシア地方のオレンジに似ているといったことがこの名の由来になったようです。その名からバレンシア地方と関係ありそうに思いますが、実際には無関係のようです。 ネーブルオレンジは、19世紀の初めにブラジルで発生した品種で、カリフォルニアの気候に合い、大きな産業へと発展しました。日本へも1889年に伝わり、各地で栽培されるようになりました。ネーブルオレンジは、二重果(にじゅうか)と言って、果実の中にさらに果実ができ、その部分がへそのように見えることから、英語でへそをあらわす「navel(ネーブル)」がその名の由来となっています。 柑橘類全体に言えることですが、ビタミンCやクエン酸などを多く含んでいますので、感染症予防や疲労回復などの効果が期待されます。 今日の給食では、アメリカのカリフォルニア州で収穫されたバレンシアオレンジを提供しています。 本日の献立/6月16日(木)・豚肉と三度豆の炒めもの ・五目汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 801kcal、たんぱく質 29.5g、脂質 28.1g ☆五目汁☆ 「五目」は、五つの品目、五種類というような意味になりますが、いろいろなものが入り混じっているような様やごたごたしていることなどの意味も持っています。料理でも、五目ごはん、五目ずし、五目豆、五目そばなどいろいろな料理の名前に使われています。料理の場合、彩りや味、栄養などを考えていろいろな食材をとり合わせて使用したものにこの名を使用することが多く、5/25に紹介した八宝菜の「八宝」と、数は違いますが、よく似た意味となります。 一つの料理に様々な食材を使用することで、栄養バランスをとりやすくなりますので、普段の食生活においてもうまく利用するとよいと思います。 今日の給食では、とうふ、キャベツ、たまねぎ、にんじん、青ねぎを具材として使用し、すまし仕立ての汁物にしています。 本日の献立/6月15日(水)・チンゲン菜ともやしの甘酢あえ ・いり黒豆 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 712kcal、たんぱく質 26.6g、脂質 18.3g ☆はるさめ(春雨)☆ はるさめは、めん類の一種で、でんぷんを原料としてつくられた食品です。中国では1000年以上前からつくられていたとされ、日本、韓国・朝鮮、ベトナム、タイなど周辺各国へも広がっているようです。中国では、緑豆のでんぷんを使用しますが、それぞれその国によっていろいろなでんぷんを使用しているようです。 日本へは鎌倉時代に伝わり、葛(くず)や片栗(かたくり)のでんぷんでつくったものが「水繊(すいせん)」という名で食べられていたようです。その後昭和10年ごろになり、じゃが芋とさつま芋のでんぷんを混合した原料で製造したものが開発され、第二次世界大戦後に春雨(はるさめ)の名で一般化しました。この名は製造過程で機械から押し出されてくる様子が、静かに降る春雨のようだということから、当時の製造会社が名付けたといわれています。日本ではこのはるさめが主流となっており、サラダやあえもの、炒めものなどに使用されています。 今日の給食では、「マーボー春雨」として使用しています。 本日の献立/6月14日(火)・豚肉とキャベツのスープ ・りんご(カット缶) ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 780kcal、たんぱく質 31.1g、脂質 20.1g ☆ドリア☆ ドリアは、外国から伝わった料理のように思われがちですが、実は日本で生まれた料理で、1930年ごろ横浜のホテルで総料理長をしていたサリー・ワイル氏が、体長をくずした客のために即興で考案したものと考えられています。ドリアの名は、ジェノバの名門貴族であるドーリア家にちなんだものとされていますが、その理由は不明です。当時は、バターライスに芝えびのクリーム煮とベシャメルソースをかけてオーブンで焼きあげたとされています。今では、さらに発展し、米を使用したグラタン風の料理をドリアと呼ぶようになり、様々な具材やソースが使われ、ライスグラタンとも呼ばれています。 今日の給食では、お米と鶏肉、たまねぎ、グリンピースを具材として、カレーソースをかけ、さらにパン粉と粉末チーズをかけてオーブンで焼き上げています。 |
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