本日の献立/5月12日(木)

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献立名 ・コーンクリームシチュー
    ・キャベツときゅうりのサラダ
    ・河内晩柑(かわちばんかん)
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 779kcal、たんぱく質 32.5g、脂質 21.8g

☆河内晩柑(かわちばんかん)☆
 河内晩柑は、熊本市の河内町(かわちまち)で発見された柑橘類です。名前に河内がつきますが、残念ながら大阪発祥ではありません。春先以降に収穫時期を迎える晩成の柑橘類であることと、発見された地名をとって「河内晩柑」と名付けられました。文旦(ブンタン)の仲間であると考えられ、見た目から和製グレープフルーツと呼ばれることもあります。そのほか各地域によって、熊本では「ジューシーオレンジ」、「ジューシーフルーツ」、鹿児島では「サウスオレンジ」、愛媛では「美生柑(みしょうかん)」「愛南(あいなん)ゴールド」など、様々な呼び名で出荷されています。
 寒さに弱いため、年間を通じて暖かい地域で栽培され、5月ごろに花が咲き、実が膨らんだまま冬を越し、3月ごろから夏にかけて収穫されます。
 苦味の少ないあっさりとした甘味が特徴で、4〜8月ごろまでおいしく食べることができます。
 今日の給食では、愛媛県宇和島市で収穫された「宇和ゴールド」を使用しています。

本日の献立/5月11日(水)

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献立名 ・きびなご天ぷら
    ・若竹煮
    ・豚汁
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 774kcal、たんぱく質 29.1g、脂質 23.4g

☆きびなご(黍魚子、黍女子、吉備奈仔など)☆
 キビナゴは、マイワシやニシンなどと同じニシン科の魚です。房総半島以南から朝鮮半島、オーストラリアにかけての熱帯水域に広く分布しています。全長は10cmくらいで細長く、頭部はとがった形で、主にプランクトンを食べて生活しています。産卵期は5〜7月で、大群をつくって内湾に入り海藻などに卵を産みつけます。日本では、本州の太平洋沿岸中部以南から九州にかけて漁獲され、鹿児島では特産品となっています。体側に金色と青色の帯模様があり、鹿児島県南部地方で帯のことを「きび」と言い、「帯(きび)のある小魚(なご)」ということから「きびなご」と呼ばれるようになったそうです。漢字の方は当て字のようで、いろいろな文字が使われます。
 旬は食べ方によって一年に3回あるといわれ、塩焼きでおいしいのは脂がのる12月、刺身でおいしいのは寒の入った2月、そして、天ぷらにしておいしいのは産卵期を迎える初夏の5〜7月ごろとされています。
 今日の給食では、天ぷら用に加工されたものを給食室で揚げています。

本日の献立/5月10日(火)

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献立名 ・牛肉と大豆のカレーライス
    ・キャベツのひじきドレッシング
    ・ヨーグルト
    ・牛乳

栄養価  エネルギー 801kcal、たんぱく質 30.2g、脂質 20.3g

☆大豆(だいず)☆
 大豆は、中国が原産とされ、およそ5000年前から栽培されていたと考えられています。日本へは、遺跡からの出土によって、縄文時代後期に伝わったと考えられています。本来、冷涼な土地を好む作物なので、中国や日本などのアジアの限られた地域での栽培が中心でしたが、1940年代になってアメリカなどで大規模な栽培が始まって以来、熱帯地域でも盛んに栽培されるようになりました。現在ではアメリカが世界の生産量の30%以上を占めて第一位の生産国となり、ブラジル、アルゼンチンなどが主要生産国となっています。その反面、日本での生産は激減し、最近での自給率は数%程度となっています。
 大豆の種子はそのままでは堅くて食べにくいため、水で戻して煮るだけでなく、古くからいろいろな加工法が考え出され、豆乳、豆腐、うす揚げ、厚揚げ、高野豆腐、納豆、みそ、しょうゆなど日本の食卓には欠かせない存在となっています。
 昔から「畑の肉」といわれるように、栄養も豊富で、良質のたんぱく質をはじめ、カルシウムや鉄、食物繊維なども多く含んでいます。そのほか、ビタミンEによる老化防止、大豆サポニンによる抗酸化作用、大豆イソフラボンによる更年期障害の改善など、様々な効果も期待されています。
 今日の給食では、カレーライスのソースの具として使用しています。

本日の献立/5月 9日(月)

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献立名 ・金時豆の中華おこわ
    ・ツナと野菜のオイスターソース炒め
    ・中華スープ
    ・コッペパン、いちごジャム、牛乳

栄養価  エネルギー 739kcal、たんぱく質 31.8g、脂質 21.1g

☆コッペパン☆
 コッペパンというと、ホットドッグ用のパンより少し大きめで、コロンとしたパンを思い浮かべる方が多いと思います。実をいうとこれは日本で考案されたものであり、生地の配合は基本的に食パンと同じで、表面には何も塗らずに焼き上げられたパンです。語源はフランス語で「切られた」というような意味で、後ろの部分を切り落とした二人乗りの箱型馬車や、バケットなどを焼き上げる前に入れる切り目などを表現する「coupe(クーペ/クープ)」ではないかと考えられていますが、よくわかっていません。
 考案されたのは、第二次世界大戦中のことで、ご飯よりも製造、運搬、保管、分配などにおいて容易であることがその理由だったようです。また、戦後の学校給食においても、ララ物資によって、小麦粉の方が安価で入手しやすく、衛生的で取り扱いやすいことなどから主食として利用され、困難な時代の日本の食生活を支えるために役立ってきたのではないかと考えられます。
 味付けがシンプルであることから、ジャムやバターをつけたり、切り目を入れて焼きそばやコロッケなどを挟んだりと、パンとしてはあまり目立ちませんが、現在でも人気のあるパンであるといえます。大阪市の学校給食でも基本配合のパンとして使用し続けており、今日の給食では、いちごジャムを添えて提供しています。

本日の献立/5月 6日(金)

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献立名 ・肉じゃが
    ・もやしのゆずの香あえ
    ・ごまかか炒め
    ・ごはん、牛乳

栄養価  エネルギー 698kcal、たんぱく質 26.5g、脂質 16.8g

☆たけのこ(筍)☆
 たけのこは、竹の若い芽で、茎になる部分です。日本では古くから食べられており、古事記にも記述が見られ、当時は「真竹(まだけ)」や「淡竹(はちく)」などのたけのこを山菜として利用していたようです。現在出回っているものは、ほとんどが「孟宗竹(もうそうちく)」のもので、これは江戸時代中頃の1736年(元文元年)に薩摩藩主 島津吉貴によって、中国から琉球(今の沖縄)経由で鹿児島へ伝わり、栽培されるようになりました。
 旬は春で、3〜5月の初旬にかけて多く出荷されます。真竹や淡竹は5〜6月ごろに旬を迎えるので、孟宗竹のあと、わずかに出回ります。
 漢字で「筍(たけのこ)」と書くのは、成長が早く、芽を出してから一旬(いちじゅん/10日間)程度で竹になってしまうということが由来となっています。また、孟宗竹の名は、中国の孟宗という親孝行の息子が、病気の母を喜ばせるため、真冬に雪を掘り起こして食べさせたという故事が由来となっているようです。
 今日の給食では、かつお節とごまを加えて炒め、みりん、しょうゆで味つけした「ごまかか炒め」にしています。

※食育つうしん(2022年5月)を配布文書のコーナーに掲載しました。
こちらからどうぞ⇒食育つうしん(2022年5月)
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