本日の献立/6月9日(木)![]() ![]() ・ハムと野菜の中華スープ ・枝豆 ・アーモンドフィッシュ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 711kcal、たんぱく質 31.1g、脂質 19.9g ☆枝豆(えだまめ)☆ 枝豆は、大豆の未成熟な豆を野菜として食べる食品です。莢(さや)は硬くて食べにくいので、内部の豆の部分を取り出して食べます。大豆は縄文・弥生時代には日本に伝わり、米や麦などとともに五穀の1つとして利用されていました。枝豆として利用されるようになったのは、一説では奈良・平安時代あたりではないかといわれ、鎌倉時代に日蓮が信徒にあてた手紙に「枝大豆」の表現があるそうです。江戸時代の中頃になると、夏の時期に枝についたままゆでたものを「枝付き豆」、「枝成り豆」などとして路上で販売され、ファーストフード感覚の食べ物となっていたようで、これが枝豆と呼ばれるようになったようです。 輸入により一年中出回りますが、国内産の出回り時期は6〜10月で、7〜8月にピークを迎え、最もおいしい時期となります。 豆としての栄養と野菜としての栄養をあわせもつため、たんぱく質のほかミネラル類、ビタミン類、食物繊維など幅広く豊富に含んでいます。中でも成長に欠かせない葉酸や、疲労回復、夏バテ予防などに有効なビタミンB群を多く含んでいます。 今日の給食では、スチームコンベクションオーブンで蒸したものを塩で味つけしています。 本日の献立/6月8日(水)![]() ![]() ・キャベツの赤じそあえ ・みそ汁 ・牛乳 栄養価 エネルギー 705kcal、たんぱく質 29.3g、脂質 15.9g ☆だし(出汁)☆ 「だし」というのは、魚介類や肉類、野菜類、海藻類、きのこ類など、様々な材料からその旨味や香りを抽出したもので、日本では昆布やかつお節、削り節などを煮出したものが、和風だしの基本となっています。 現在のようなだし汁の使用が始まったのは、室町時代と考えられ、江戸時代前期の書物に「だし(出汁)」という表記が見られるようになったそうです。無形文化遺産となった和食のおいしさの源のひとつとして、だしのおいしさが認められ西洋料理でも取り入れられるようになってきているようです。 ただ、だしをとるには少しの時間と手間がかかるため、最近ではうま味調味料を使用することが多くなり、本来のおいしさや調理法も忘れられる傾向にあるようです。大阪市の学校給食では、その伝統を守るためにも和風のだしについては、うま味調味料を使用することなく、昆布や削り節、煮干しなどから煮出しただし汁を使用しています。これは、みそ汁やすまし汁といった汁物だけでなく、和風の煮ものや煮びたしなど少量のだし汁を使用する際にも当日の調理の中でその作業を行なっています。 今日の給食では、「みそ汁」に昆布と削り節のだし汁を使っています。 本日の献立/6月7日(火)![]() ![]() ・フレッシュトマトのスープ煮 ・サワーソテー ・おさつパン、牛乳 栄養価 エネルギー 853kcal、たんぱく質 35.4g、脂質 31.3g ☆トマトに含まれる成分☆ トマトには、いろいろな有効成分が含まれていることから健康的な野菜として、よく話題として取り上げられています。 ・ビタミンCやカロテンを含んでいることによる皮膚や、のど・鼻などの粘膜を丈夫にし、「体の抵抗力を高める働き」 ・食物繊維のペクチンによる「体内の有害物質を排出し、便秘や生活習慣病の予防」 ・カリウムによるカリウムによる「高血圧の予防」 ・皮の部分に含まれる色素、リコペン(リコピン)により活性酸素を除去することで、「がんや老化を予防する働き」 ・その他 しかしながら、トマトだけ食べていればよいということではなく、このような働きを生かすためには、やはり食事全体の栄養バランスが必要ということも知っておいていただければと思います。 今日の給食では、洋風の煮ものに、生のトマトを使用しています。 本日の献立/6月6日(月)![]() ![]() ・野菜炒め ・みそ汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 714kcal、たんぱく質 34.2g、脂質 16.2g ☆ツナ缶☆ ツナ( tuna)は、英語でクロマグロ、ビンナガマグロ、キハダマグロ、メバチマグロなどのマグロ類やカツオを示しています。そして、これらの魚を原料として、水煮や油漬けの缶詰めにしたものを日本ではツナ缶と呼んでおり、魚類製品の中では最も生産利用が多い製品です。ビンナガマグロのものは、製品の肉色が白っぽいことから「ホワイトミート」と呼ばれ、これに対し、その他のマグロ類を原料とした製品は「ライトミート」と呼ばれています。また、マグロ製品は、肉の色や歯ざわりが鶏肉に似ていることから「シーチキン(海の鶏肉)」とも呼ばれています。 缶詰を製造するには、小骨、皮、血管、血合肉などを削り取り、これを蒸し煮し、調味液を注入して加熱殺菌します。このとき、油漬けの場合は植物油を添加します。使用目的に応じて、ソリッド(大型固形)、チャンク(一口サイズ)、フレーク(ほぐし肉)などに加工して容器に詰められています。 今日の給食では、キャベツ、ピーマンとともに油で炒め、塩、こしょう、しょうゆで味つけしています。 本日の献立/6月3日(金)![]() ![]() ・きゅうりのピクルス ・アーモンドフィッシュ ・発酵乳 ・黒糖パン(1/2)、牛乳 栄養価 エネルギー 751kcal、たんぱく質 33.5g、脂質 26.2g ☆ピクルス☆ ピクルスというのは、欧米で古くから伝わる野菜や果実を塩や酢に漬けた漬物で、紀元前2000年ごろには存在していたといわれており、塩漬ピクルス、発酵ピクルス、酢漬ピクルス、甘酢漬ピクルス、混合ピクルス、刻みピクルス、からしピクルスなどがあります。市販のものは、甘酢漬けタイプが多く、オールスパイス、チョウジ、コショウなどの香辛料の入った甘酢液に漬けてつくっています。キャベツ、きゅうり、オリーブ、カリフラワー、赤ビートなどの野菜がよく使われ、アメリカでは、小型のきゅうりを使用したものが主流となっています。 今日の給食では、砂糖、塩、ワインビネガー、しょうゆを合わせて作った調味液をゆでたきゅうりにかけ、即席のピクルスにしています。 |
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