本日の献立/5月26日(木)・レタスとコーンのサラダ ・固形チーズ ・黒糖パン(1/2)、牛乳 栄養価 エネルギー671kcal、たんぱく質 29.6g、脂質 24.6g ☆レタス☆ レタスはキク科の植物で、地中海沿岸から西アジアが原産とされています。紀元前6世紀ごろにペルシアで栽培が始まり、日本へは奈良時代に中国経由で伝わったものと考えられています。 和名で「チシャ(萵苣)」と呼ばれるのは、ヘタの部分を切ると白い乳液が出ることから「乳草(ちさ)」ということから変化したようです。学名でも「Lactuca sativa(ラクトゥーカ・サティウァ)」といわれ、「Lac」は乳をあらわしています。 レタスにはいろいろに種類があり、一般的に良く出回るのは結球する玉レタス(玉チシャ)、サニーレタスのように結球しないリーフレタス(葉チシャ)、茎の部分を食べるステムレタス(茎チシャ)などがあります。また、食感によっても区別され、パリパリしたものはクリスプヘッド型、サラダ菜のようにしっとりした歯触りのものはバターヘッド型といわれます。 今日の給食では、一般的なパリパリの玉レタスをコーンと合わせ、砂糖、塩、リンゴ酢、しょうゆ、綿実油でつくったドレッシングをかけています。ただし給食の場合、野菜はゆでて使用していますので、残念ながらパリパリ感はありません。 本日の献立/5月25日(水)・チンゲン菜ともやしのしょうがあえ ・パインアップル(カット缶) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 717kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 17.4g ☆八宝菜☆ 八宝菜は、中国料理の1つで、「八宝」は、数が多いということをあらわしており、8種類というわけではなく、いろいろな種類の食材を使用することがこの名の由来となっています。肉類や卵類、野菜類、きのこ類など多くの食材を使用することができるため、栄養のバランスもとりやすく、ある意味私たちの体にとって宝となるような料理と言えるかもしれません。 ちなみに、今日の給食では、豚肉、うずら卵、たまねぎ、キャベツ、にんじん、たけのこ、ピーマン、しいたけを使用しており、ちょうど8種類の食材を使用しています。 本日の献立/5月24日(火)・きゅうりのピリ辛あえ ・鶏肉と野菜の中華スープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 736kcal、たんぱく質 27.3g、脂質 24.6g ☆回鍋肉(ホイコウロー)☆ 回鍋肉は、中国の四川料理の1つです。四川省では古くから伝わるお祭りで、土地の神にゆでた豚肉のかたまりをお供えし、お祭り後にその肉を食べていたそうです。しかし、冷めたままの肉ではおいしくないことから、薄切りにして唐辛子やにんにくの芽などとともに炒めで食べるようになったのが起源といわれています。 料理名の「回鍋(ホイコウ)」は、調理した食材を再度鍋に戻して調理することを意味し、「肉(ロー)」は豚肉をあらわしています。一般的にこの料理を調理する場合は、豚肉や野菜をそれぞれ炒め、またはゆでた後いったん鍋からおろし、にんにく、しょうがなどの香味野菜を炒めて香りを出したところに肉と野菜をもどし、タレを加えてさっと混ぜ合わせます。 今日の給食では、豚バラ肉をゆでておき、白ねぎ、しょうが、にんにくを炒めて香りを出し、ゆでた豚肉とキャベツ、ピーマンを炒めてテンメンジャン、砂糖、塩、しょうゆを合わせたタレで味つけしています。 本日の献立/5月23日(月)・スープ ・発酵乳 ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 799kcal、たんぱく質 37.6g、脂質 23.2g ☆じゃがいも☆ ジャガイモは、植物としては、ナスの仲間になりますが、果実ではなく、地中の茎に栄養がたまってできる「塊茎(かいけい)」という部分を食用とします。日本へは慶長年間(1596〜1615年)に、オランダ船によって、ジャガタラ(現在のインドネシア、ジャカルタ)から長崎へと伝えられたことが、ジャガイモの名の由来になったようです。また、「馬鈴薯(ばれいしょ)」とも呼ばれ、こちらの方は、小野蘭山(1729〜1810年)という学者が、中国でいう馬鈴薯(現在のホドイモ)と勘違いしたためと考えられています。しかし、1912年になって、中国でもジャガイモを馬鈴薯と呼ぶようになったそうです。馬鈴薯の名は、馬の首につける鈴の形に似ていることが由来となっています。 日本では明治時代になって、本格的な栽培が始まり、現在では主要な作物として年中出回るようになりましたが、もっともおいしいのは4〜7月ごろとされています。 主成分はデンプンですが、ビタミンCも豊富で、ミカンと同程度含まれています。また、ジャガイモのビタミンCは、でんぷんに包まれているため、加熱や保存によっても壊れにくいことが特徴となっています。 今日の給食では、ミートグラタンの材料として使用しています。 本日の献立/5月20日(金)・厚揚げと里芋のみそ煮 ・あっさりキャベツ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 798kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 20.8g ☆青のり(青海苔)☆ 青のりは、「のり(海苔)」の名がついていますが、アオサの仲間で、焼きのりや味つけのりに使う「あまのり(甘海苔)」とは別の種類になります。奈良時代までは、「青乃里」と記載され、平安時代の「延喜式(えんぎしき:927年)」には、朝廷に貢納する海藻類15種のうちに入っていました。日本には青のりの仲間は10種類程度あり、どれも食用となりますが、主に利用されるのは、スジアオノリ、ウスバアオノリ、ヒラアオノリ、ボウアオノリなどです。全国どこの海岸でも生育しますが。波が静かな河口付近でよくとれます。産地としては、高知県の四万十川が有名で、主に天然採取されています。近年では、アマノリと同じように網養殖による生産が各地で行われています。 鮮やかな美しい緑色と、磯の香りが好まれ、せんべいや和菓子、たこ焼き、焼きそば、ふりかけ、その他いろいろな料理で色や香りを添えるために使用されています。 今日の給食では、天ぷらの衣に加えて、「ちくわの磯辺揚げ」として使用しています。 |
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