本日の献立/4月21日(木)・豚肉と野菜の煮もの ・キャベツの赤じそあえ ・焼きのり ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 845kcal、たんぱく質 39.3g、脂質 22.2g ☆鮪(まぐろ)☆ 一般にマグロというのは、サバ科マグロ属の魚の総称です。マグロの仲間は、代表的な回遊魚で、餌を求め、また産卵、越冬のために熱帯域から温帯域、外洋部から沿岸部へと広範囲に移動します。紡錘型の体形は、海洋を高速で移動するのに適しています。日本でのマグロの食用の歴史は古く、縄文、弥生時代の貝塚にもその痕跡が見られます。しかし、江戸時代初期までは、あまり味の良くない魚とされ、広く一般に食べられるようになったのは、後期になってからのようです。そのためか当時は醤油に漬けて保存していたようで、ここから「づけ」というすし用語ができたそうです。また、今では、脂身のトロが高級とされていますが、昭和初期までは、赤身の方が上物とされていました。 今日の給食では、しょうが、料理酒で下味をつけ、でんぷんをまぶしてから揚げにしたものに、ケチャップ、砂糖、赤みそを合わせて煮たオーロラソースをからませています。ちなみに、このオーロラソースは、大阪市の学校給食が発祥とされています。 本日の献立/4月20日(水)・きゅうりのサラダ ・甘夏かん ・パンプキンパン、牛乳 栄養価 エネルギー 807kcal、たんぱく質 32.7g、脂質 26.7g ☆甘夏かん☆ 「甘夏かん」は、夏みかんの「枝変わり※」として、1935年(昭和10年)に、大分県津久見市の川野氏の農園で発見され、1950年(昭和25年)に「川野夏橙(かわのなつだいだい)」として品種登録されました。一般的には、「甘夏(あまなつ)」とも呼ばれています。 皮は厚くてむきにくく、強めの酸味に苦味もありますが、夏みかんより甘味が強く、味のバランスが良いことから人気があるようです。生食のほかジャムなどの加工品にも利用されています。 おもな産地は、鹿児島、熊本、愛媛などで、1〜6月ごろに出回り、3〜5月が最盛期となっています。最近では、甘夏かんの枝変わりとして、さらに甘みの強い「新甘夏」という品種も出回っています。 ※枝変わり…植物のある枝だけに起こる突然変異のような現象で、この枝を挿し木などの方法で、育成することができれば、新しい品種となる可能性があります。 本日の献立/4月19日(火)・厚揚げのしょうゆだれかけ ・紅鮭そぼろ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 726kcal、たんぱく質 33.9g、脂質 16.4g ☆紅鮭そぼろ☆ 今日の「紅鮭そぼろ」は、大阪市の給食の中でもけっこう人気のある「手づくりのふりかけシリーズ」の一つです。つくり方は、紅鮭のフレークをからいりし、いりごま、青のりを加え、料理酒、みりん、しょうゆ、少量の水で味つけし、水分が少なくなるまで、さらにいると出来上がりです。ご家庭でも簡単につくることができると思います。ただし、給食で使用している鮭フレークは塩分を含んでいないものを使用しています。市販されているものは、塩分を含んでいるものが多いので、ご家庭で調理される場合は、お好みに合わせて調味料を加減してください。 本日の献立/4月18日(月)・キャベツとコーンのソテー ・スープ ・コッペパン、いちごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 798kcal、たんぱく質 36.9g、脂質 29.0g ☆りんごピューレ☆ 「ピューレ(ピュレ/purée)」というのは、もともとフランス語で、野菜や果物などをすりつぶし、なめらかな状態にしたものでで、その原料によって加熱や裏ごしなどの工程も加わります。これに似た形状のものとして、「ペースト(paste)」と呼ばれるものもありますが、こちらは英語で、練った生地のようなものをあらわし、ペーストよりも水分が少なく、糊状のようなものになります。 今日の給食で使う「りんごピューレ」は、りんごをそのまますりおろした製品で、料理の隠し味やソースなどに使用することで、酸味のあるさわやかな甘みを加えることができます。 今日の献立では、デミグラスソース、ウスターソース、ケチャップと合わせたソースに加えて、風味のよいソースに仕上げ、焼いた豚肉にかけていすます。 本日の献立/4月15日(金)・きゅうりとコーンの甘酢あえ ・もやしとピーマンのごま炒め ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 747kcal、たんぱく質 31.8g、脂質 22.8g ☆マーボー豆腐(麻婆豆腐)☆ マーボー豆腐は、中国の四川料理の一つです。発祥には諸説があり、およそ150年前に、成都で料理店を営む陳さんの妻が、生活の厳しい状況の中、あり合わせの材料で、来客に安い代金で提供できる豆腐料理として考案し、その後店の名前も「陳麻婆豆腐店」となり国営企業にまでなったといわれています。また、「麻(マー)」は山椒のしびれるような辛さ、「婆(ボー)」はおばあさんをあらわし、その昔、あるおばあさんが旅人にこの豆腐料理をごちそうし、たいへん喜ばれたことからこの名がついたなどとも言われています。 今では、日本でも人気の中華料理となっています。 |
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