本日の献立/2月13日(月)・白菜の甘酢あえ ・抹茶大豆 ・牛乳 栄養価 エネルギー 776kcal、たんぱく質 27.4g、脂質 24.3g ☆抹茶大豆☆ 抹茶大豆は、香ばしくローストした大豆に抹茶ときび糖(サトウキビを原料とした砂糖)をコーティングした製品です。抹茶の豊かな香りときび糖のほのかな甘さで、たいへんおいしく仕上がっています。大豆と抹茶を組み合わせることにより、たんぱく質のほか、カルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル成分、さらに食物繊維などの補給につながっています。 今日の給食では製品を使用していますが、いり大豆を軽くいりながら、砂糖5:水2くらいの割合で作ったシロップを少量と抹茶を交互に2〜3回にわけて振りかけてもよく似たものをつくることができます。抹茶の代わりにきな粉を使用してもおいしいです。もし、豆まきで余ったいり大豆などがあれば、一度試してみてもいいかもしれません。 本日の献立/2月10日(金)・カリフラワーのサラダ ・コーンと白菜のスープ ・コッペパン、りんごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 779kcal、たんぱく質 33.2g、脂質 23.9g ☆わかさぎ(公魚、鰙、若細魚、若鷺)☆ わかさぎは、シシャモなどと同じキュウリウオ科の魚です。湖やその氷上での釣りがよく知られているため、淡水魚と思われがちですが、一生を淡水で過ごす陸封型と、孵化後海へ下って成長し、産卵期を迎えると河川を上り産卵する回遊型もあります。日本での生息域は、島根県、利根川以北の本州、北海道などで、そのほか琵琶湖など各地の湖沼やダム湖などにも移植されています。細長い体形をしており、大きくなると15cmくらいになります。漢字で「公魚」と書くのは、江戸時代に霞ケ浦のわかさぎを将軍家に献上していたことが由来となっているようです。 旬は冬で、白身で淡白な味わいです。天ぷら、フライなどの揚げ物が人気で、そのほか焼き物、煮物など様々な料理に使用され、甘露煮、煮干しなど各地の名産品も多くあります。小さいので、丸ごと食べることができ、カルシウムの補給にも役立ちます。 今日の給食では、フライ用に加工された製品を使用しています。 本日の献立/2月9日(木)・キャベツのバジル風味サラダ ・みかん(缶) ・牛乳 栄養価 エネルギー 832kcal、たんぱく質 27.1g、脂質 25.0g ☆セロリ☆ セロリは、地中海沿岸が原産とされるセリ科の野菜で、ヨーロッパでは紀元前から山岳地帯の湿地帯などに自生していたと考えられています。紀元前8世紀ごろの古代ローマ・ギリシャ時代には香料や薬草、祭り事の飾りつけなどに用いられていたようで、食用となったのは、17世紀になってヨーロッパ南部あたりから始まったようです。日本へは、16世紀ごろに伝わったとされ、食用として伝わったのは、18世紀の江戸時代ですが、独特の香りが、あまり受け入れられずに普及しなかったようです。日本で普及しだしたのは昭和30年代になってからのことで、食生活の変化とともに利用も高まりました。今では長野、静岡、愛知、北海道などで多く栽培されています。 サラダなどで生食するほか、強い香りを生かして肉や魚料理の臭み消しに利用されます。栄養価は非常に高く、ビタミン類全般、食物繊維などが豊富に含まれています。 今日の給食では、ハヤシライスの香りづけとして使用しています。 本日の献立/2月8日(水)・焼きれんこん ・豆腐のみそ汁 ・牛乳 栄養価 エネルギー 674kcal、たんぱく質 27.2g、脂質 17.0g ☆れんこん(蓮根)☆ れんこんは、蓮(はす)の地下茎(ちかけい/地中に伸びる茎)が太くなったもので、これが蓮の根と表現され「蓮根(れんこん)」と呼ばれています。中国が原産とされ、日本へは奈良時代に中国から薄桃色の美しい花を咲かせる観賞用のものが伝わりました。その後鎌倉時代になって、食用のものが伝わり各地に広がりました。 れんこんの穴は地上の葉や茎から地中の根までをつなぐもので、空気を出し入れする大切な役割をしており、通常は、真ん中に1個とその周りに9個の穴が開いています。この穴は「先を見通す」という意味から、縁起の良いものとして扱われ、正月や節句などお祝いの料理としてよく使用されます。秋から冬にかけてが旬の野菜で、ビタミンCを多く含んでいます。れんこんに含まれるビタミンCは、イモ類などと同じようにでん粉に守られているため、加熱しても壊れにくいのが特徴です。 今日の給食では、れんこんに塩と綿実油をまぶしてオーブンで蒸し焼きにした料理で、れんこんそのものの素朴な味が楽しめる一品です。 本日の献立/2月7日(火)・キャベツのオイスターソース炒め ・卵スープ ・黒糖パン、牛乳 栄養価 エネルギー 756kcal、たんぱく質 32.9g、脂質 20.4g ☆チンゲン菜(青梗菜)☆ 1972年9月29日、日本と中国は共同声明により「恒久的な平和友好関係を確立する」ことで一致し、両国は国交回復で盛り上がりました。そして、中国からは2頭のパンダ「ランラン」「カンカン」、日本からは「オオヤマザクラ」と「カラマツ」の苗木を贈り物としてお互いに届けあったほか、貿易も盛んにおこなわれるようになりました。 そんな時代の中で、多くの中国野菜も日本に導入され、チンゲン菜もその一つであり、最も定着した野菜となっています。小松菜などと同じく結球しないアブラナ科の野菜で、暑さ、寒さに強く、また幅広く料理に使えるので、日本各地で栽培がおこなわれるようになりました。 色鮮やかで、食感もよく、ほのかな甘みのある淡白な味わいがあるとともに、煮くずれもしにくく、煮物、炒め物など、幅広く料理に使用できます。また、調理時に油を使用するとさらに色よく仕上がります。緑黄色野菜に分類されており、栄養面では、カロテン、ビタミンC・Eなどが豊富に含まれ、感染症予防や生活習慣病の予防にも効果が期待されています。さらに、カルシウムや鉄などのミネラル成分も多く含まれており、栄養価の高い野菜です。 今日の給食では、卵スープの具として使用しています。 ※食育つうしん(2023年2月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2023年2月)」 |