本日の献立/5月19日(金)・キャベツときゅうりのサラダ ・河内晩柑(かわちばんかん) ・レーズンパン、牛乳 栄養価 エネルギー 789kcal、たんぱく質 34.2g、脂質 22.7g ☆河内晩柑(かわちばんかん)☆ 河内晩柑は、熊本市の河内町(かわちまち)で発見された柑橘類です。名前に河内がつきますが、残念ながら大阪発祥ではありません。春先以降に収穫時期を迎える晩成の柑橘類であることと、発見された地名をとって「河内晩柑」と名付けられました。文旦(ブンタン)の仲間であると考えられ、見た目から和製グレープフルーツと呼ばれることもあります。そのほか各地域によって、熊本では「ジューシーオレンジ」、「ジューシーフルーツ」、鹿児島では「サウスオレンジ」、愛媛では「美生柑(みしょうかん)」「愛南(あいなん)ゴールド」など、様々な呼び名で出荷されています。 寒さに弱いため、年間を通じて暖かい地域で栽培され、5月ごろに花が咲き、実が膨らんだまま冬を越し、3月ごろから夏にかけて収穫されます。 苦味の少ないあっさりとした甘味が特徴で、4〜8月ごろまでおいしく食べることができます。 今日の給食では、愛媛県宇和島市で収穫された「宇和ゴールド」を使用しています。 本日の献立/5月18日(木)・厚揚げと里いものみそ煮 ・あっさりキャベツ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 798kcal、たんぱく質 31.9g、脂質 20.8g ☆ちくわ(竹輪)☆ チクワは竹や木、金属などの棒や管に、魚のすり身を巻き付け、あぶり焼きにしたものです。チクワの起源は弥生時代から平安時代にかけてとされ、はっきりしていませんが、神功皇后(じんぐうこうごう/生没年未詳、170〜269年との説あり)とされる人物が三韓渡航(さんかんとこう)の途中で、九州生田の杜(もり)で、魚肉を鉾(ほこ)に塗って食べたという伝説があるそうです。そして、焼いた様子が蒲(がま)の穂に似ていることからこれを「蒲鉾(かまぼこ)」と呼んでいました。しかし、室町時代あたりから板にすり身をつけたものが作られはじめ、これと区別するために、棒を抜いた形が竹に似ていることから「竹輪蒲鉾(ちくわかまぼこ)」となり、板付きのものはそのままカマボコの名で呼ばれました。そして、いつのまにか本来のカマボコからその名が省略され、単に「竹輪(ちくわ)」と呼ぶようになりました。 全国各地で名産品としても作られ、豊橋ちくわ(愛知)、野焼き(島根)、豆腐ちくわ(鳥取)、豆ちくわ(岡山)、竹つきちくわ(徳島)などがあります。一般に中央部に焼き色が付き、両端が白いものをよく見かけますが、これは、1873年(天保8)に愛知県でつくられた「豊橋ちくわ」を原型として広まったようです。 今日の給食では、天ぷらの衣に青のりを加えて風味をつけ、「磯辺揚げ」にしています。 本日の献立/5月17日(水)・チンゲン菜ともやしのしょうがあえ ・パインアップル(カット缶) ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 720kcal、たんぱく質 27.5g、脂質 17.4g ☆八宝菜☆ 八宝菜は、中国料理の1つで、「八宝」は、数が多いということをあらわしており、8種類というわけではなく、いろいろな種類の食材を使用することがこの名の由来となっています。肉類や卵類、野菜類、きのこ類など多くの食材を使用することができるため、栄養のバランスもとりやすい料理です。 今日の給食では、豚肉、うずら卵、たまねぎ、キャベツ、にんじん、たけのこ、ピーマン、しいたけを使用しており、ちょうど8種類の食材を使用しています。 本日の献立/5月16日(火)・ミネストローネ ・豆こんぶ ・コッペパン、アプリコットジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 34.0g、脂質 32.3g ☆ミネストローネ☆ ミネストローネ(Minestrone)は、イタリアの代表的なスープで、一般的には具がたくさん入ったトマト味のスープのことを言います。イタリア北西部のロンバルディア地方が発祥とされ、ミネストローネには「具だくさん」や「ごちゃ混ぜ」というような意味があるそうです。 作り方に特にきまりはなく、トマトやにんにく、オリーブ油のほか玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツ、セロリ、ズッキーニ、三度豆、ベーコンなどがよく使用され、パスタや米を入れることもあります。 今日の給食では、料理ワインで下味をつけた鶏肉、にんにく、キャベツ、玉ねぎ、にんじんをオリーブ油で炒め、トマト(缶)、トマトピューレ、チキンブイヨン、砂糖、塩、こしょう、ローレル、しょうゆなどを使用して仕上げています。 本日の献立/5月15日(月)・きゅうりの梅風味 ・白玉だんごのきな粉かけ(きな粉) ・牛乳 栄養価 エネルギー 740kcal、たんぱく質 27.9g、脂質 15.5g ☆白玉だんご☆ 白玉だんごは、白玉粉という米の粉に水を加えてよくこね、2〜3cm程度の大きさに丸めたものをゆでて、あんみつなどの和菓子や汁物の具として使用します。 「白玉粉」は、もち米を水洗いし、水とともにすりつぶし、沈殿した粉を乾燥させたものです。同じく、もち米を原料としたもので、「もち粉」と呼ばれるものあり、こちらはもち米を水洗いした後、粉にして乾燥させたのとなり、原料は同じでも製法に違いがあります。また、食感にも違いがあり、白玉粉は柔らかく、表面がなめらかに仕上がり、白玉だんごのほか大福などにも使われます。もち粉の方は、もちもちとした弾力があり、大福のほか求肥(ぎゅうひ)などに使われます。これらによく似たものとして、「上新粉」と呼ばれるものもありますが、こちらはうるち米を水洗いして乾燥させ、粉にしたもので、粘りは少なく、歯切れのよい食感となり、草だんご、柏餅、ういろうなどに使われます。 今日の給食では、冷凍加工された白玉だんごをスチームコンベクションオーブンで蒸し、砂糖、しょうゆ、水を合わせて煮て、でんぷんでとろみをつけたたれをからめたものに、きな粉を添えています。 |
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