本日の献立/5月15日(水)・きゅうりのピリ辛あえ ・中華スープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 736kcal、たんぱく質 27.2g、脂質 24.6g ☆回鍋肉(ホイコウロー)☆ 回鍋肉は、中国の四川料理の1つです。四川省では古くから伝わるお祭りで、土地の神にゆでた豚肉のかたまりをお供えし、お祭り後にその肉を食べていたそうです。しかし、冷めたままの肉ではおいしくないことから、薄切りにして唐辛子や野菜とともに炒めるなど、もう一度調理して食べるようになったのが起源といわれています。 料理名の「回鍋(ホイコウ)」は、調理した食材を再度鍋に戻して調理することを意味し、「肉(ロー)」は豚肉をあらわしています。一般的にこの料理を調理する場合は、豚肉や野菜をそれぞれ炒め、またはゆでた後いったん鍋からおろし、にんにく、しょうがなどの香味野菜を炒めて香りを出したところに肉と野菜をもどし、タレを加えてさっと混ぜ合わせます。 今日の給食では、豚バラ肉をゆでておき、白ねぎ、しょうが、にんにくを炒めて香りを出し、ゆでた豚肉とキャベツ、ピーマンを炒めてテンメンジャン、砂糖、塩、しょうゆを合わせたタレで味つけしています。 本日の献立/5月14日(火)・焼きツナキャベツ ・スープ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 787kcal、たんぱく質 33.6g、脂質 28.7g ☆ウインナーソーセージ☆ ソーセージは、食肉の保存法として開発された食品で、その歴史は古く、メソポタミア文明においてソーセージが作られていたことを示す記録が古代ギリシャの文献に残されているそうです。その後、ヨーロッパ各地で、ハム、ベーコンを作った残りの豚肉やその他の畜肉を細切りにし、食塩、香辛料などと練り合わせ、動物の腸などに詰め、塩漬け、乾燥、燻煙、加熱などの加工法を組み合わせ、多くの種類がつくられてきました。「ウインナーソーセージ」もその一つで、オーストリアのウィーンに由来するものです。 日本へは明治維新以降、色々なソーセージの製造法が伝わり、現在はJASで規格が定められ、「ウインナーソーセージ」は、緬羊(めんよう)の小腸または人工のケーシングを使用して材料を詰め、直径20mm未満で、燻煙または湯煮(ゆに)したものとされています。このとき、直径が太くなり20〜36mmになると「フランクフルトソーセージ」に、また、36mm以上で牛の小腸などを使ったものは、「ボロニアソーセージ」と呼ばれるようになります。 今日の給食では、ゆでたウインナーソーセージに、砂糖、ケチャップ、とんかつソース、ウスターソースを合わせて煮、でんぷんでとろみをつけたソースをかけています。 本日の献立/5月13日(月)・焼きじゃが ・もずくのスープ ・牛乳 栄養価 エネルギー 735kcal、たんぱく質 30.3g、脂質 18.8g ☆もずく(水雲、海蘊、藻付、海雲)☆ もずくは、熱帯から温帯にかけての浅い海に分布する糸状の海藻で、日本沿岸では、冬から春にかけて潮下帯の岩礁などに生息しています。ホンダワラなどの褐藻類に着生することから藻(も)に付くという意味で「モヅク→モズク」の名がついたようです。もともとはイトモズク、ホンモズクなどのモズク科の海藻ですが、岩に直接付着するナガマツモ科に属するオキナワモズク(フトモズク)やイシモズクなどもモズクとして扱われ、養殖が盛んに行われており、食用として流通するもののほとんどがこちらの方となっており、沖縄料理としてもよく使用されています。 日本では、古くから全国各地で食用とされ、今では、不足しがちな食物繊維やミネラル成分を多く含む健康的な食品としても注目されています。 今日の給食では、沖縄産のもずくを使用し、ささ身、にんじん、白ねぎ、えのきたけとともに、チキンブイヨン、塩、うす口しょうゆで味付けしたスープとして提供しています。 本日の献立/5月10日(金)・キャベツときゅうりのサラダ ・河内晩柑 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 804kcal、たんぱく質 33.4g、脂質 24.6g 調理 ☆鶏肉とコーンのシチュー☆ 大阪市の学校給食では、手作りが可能なものについては、できるだけ手作りでの調理を実施しています。ホワイト系のシチューについても、これまでは小麦粉をバターやサラダ油で炒めて手作りでルウをつくり調理してきました。しかし、今年度からのアレルギー対応の変更に伴い、できるだけアレルギー等での個別対応をしなくてもよい食材を使用するように取り組みをすすめています。そこで今回のシチューでは「特定原材料※8品目と特定原材料に準ずる20品目の28品目」を使用しないルウを使用することとなりました。少しでも多くの児童生徒が学校給食を安心して食べることができるように願っています。 ※特定原材料…詳しくは消費者庁ホームページをご覧ください。⇒「消費者庁ホームページ/食物アレルギー表示に関する情報」 本日の献立/5月9日(木)・えんどうの卵とじ ・五目汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 724kcal、たんぱく質 37.9g、脂質 18.3g ☆えんどう(豌豆)☆ えんどうは、エチオピア。中央アジアが原産とされる豆の一種で、古代エジプト、古代ギリシアでも記録があり、最古の農作物の一つと考えられています。日本へは遣唐使により8世紀ごろに伝えられたようです。 えんどうの食品としての利用は、豆類として完熟した乾燥豆を使用する以外に、未熟なものを野菜として使用します。野菜として使用するものは、完熟前の柔らかい豆を取り出して食べる「グリンピース(実えんどう)」、未熟なものを莢(さや)ごと食べる「スナップエンドウ」や「きぬさや」などがあります。また、えんどうを発芽させ、その新芽を野菜としているものが「豆苗(とうみょう)」です。 今日の給食では、グリンピースを鶏肉とともに和風の味付けで煮て、溶き卵でとじ、「えんどうの卵とじ」にしています。また、普段グリンピースは、冷凍のものを使用していますが、今日は旬のものとして、和歌山産の生のえんどうを使用し、給食室でさやから取り出すところから調理しています。 |
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