本日の献立/5月10日(金)・キャベツときゅうりのサラダ ・河内晩柑 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 804kcal、たんぱく質 33.4g、脂質 24.6g 調理 ☆鶏肉とコーンのシチュー☆ 大阪市の学校給食では、手作りが可能なものについては、できるだけ手作りでの調理を実施しています。ホワイト系のシチューについても、これまでは小麦粉をバターやサラダ油で炒めて手作りでルウをつくり調理してきました。しかし、今年度からのアレルギー対応の変更に伴い、できるだけアレルギー等での個別対応をしなくてもよい食材を使用するように取り組みをすすめています。そこで今回のシチューでは「特定原材料※8品目と特定原材料に準ずる20品目の28品目」を使用しないルウを使用することとなりました。少しでも多くの児童生徒が学校給食を安心して食べることができるように願っています。 ※特定原材料…詳しくは消費者庁ホームページをご覧ください。⇒「消費者庁ホームページ/食物アレルギー表示に関する情報」 本日の献立/5月9日(木)・えんどうの卵とじ ・五目汁 ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 724kcal、たんぱく質 37.9g、脂質 18.3g ☆えんどう(豌豆)☆ えんどうは、エチオピア。中央アジアが原産とされる豆の一種で、古代エジプト、古代ギリシアでも記録があり、最古の農作物の一つと考えられています。日本へは遣唐使により8世紀ごろに伝えられたようです。 えんどうの食品としての利用は、豆類として完熟した乾燥豆を使用する以外に、未熟なものを野菜として使用します。野菜として使用するものは、完熟前の柔らかい豆を取り出して食べる「グリンピース(実えんどう)」、未熟なものを莢(さや)ごと食べる「スナップエンドウ」や「きぬさや」などがあります。また、えんどうを発芽させ、その新芽を野菜としているものが「豆苗(とうみょう)」です。 今日の給食では、グリンピースを鶏肉とともに和風の味付けで煮て、溶き卵でとじ、「えんどうの卵とじ」にしています。また、普段グリンピースは、冷凍のものを使用していますが、今日は旬のものとして、和歌山産の生のえんどうを使用し、給食室でさやから取り出すところから調理しています。 本日の献立/5月8日(水)・きゅうりの梅風味 ・白玉だんご(きな粉) ・牛乳 栄養価 エネルギー 753kcal、たんぱく質 28.1g、脂質 15.5g ☆きな粉(黄粉)☆ きな粉は、大豆を焙煎して冷却し製粉したもので、黄色い色をしていることから「黄なる粉」を語源として「黄粉(きなこ)」と呼ばれるようになったそうです。 原料の大豆は弥生時代に中国から日本に伝わったとされています。奈良時代あたりになると、大豆の加工がはじまり、しょうゆなどの加工品がつくられ始めており、その中で奈良時代初期には、大豆を粉にする加工も行っていたとされています。その後、平安時代の書物「倭名類聚抄」には、大豆を粉にしたものとして「未女豆岐(まめつき)」との名で記述があるそうです。一般に広まったのは、菓子作りが盛んになった江戸時代になってからで、団子屋や餅屋などのひろがりとともに「安倍川餅」などの材料として使用されるようになりました。 原料が大豆であり、そのまま粉に加工しているので、たんぱく質をはじめとし、鉄などのミネラル成分や食物繊維など大豆とほぼ同じ栄養素を豊富に含んでいます。 今日の給食では、白玉だんごにかけて食べてもらうようにしています。 本日の献立/5月7日(火)・ミネストローネ ・豆こんぶ ・スライスチーズ ・コッペパン、いちごジャム、牛乳 栄養価 エネルギー 912kcal、たんぱく質 38.5g、脂質 37.5g ☆ミネストローネ☆ ミネストローネ(Minestrone)は、イタリアの代表的なスープで、一般的には具がたくさん入ったトマト味のスープのことを言います。イタリア北西部のロンバルディア地方が発祥とされ、ミネストローネには「具だくさん」や「ごちゃ混ぜ」というような意味があるそうです。 作り方に特にきまりはなく、トマトやにんにく、オリーブ油のほか玉ねぎ、じゃがいも、にんじん、キャベツ、セロリ、ズッキーニ、三度豆、ベーコンなどがよく使用され、パスタや米を入れることもあります。 今日の給食では、料理ワインで下味をつけた鶏肉、にんにく、キャベツ、玉ねぎ、にんじんをオリーブ油で炒め、トマト(缶)、トマトピューレ、チキンブイヨン、砂糖、塩、こしょう、ローレル、しょうゆなどを使用して仕上げています。 本日の献立/5月2日(木)・豆腐とわかめのスープ ・きゅうりの甘酢づけ ・ごはん、牛乳 栄養価 エネルギー 702kcal、たんぱく質 30.4g、脂質 19.1g ☆牛肉(ぎゅうにく)☆ 牛肉の味や栄養素の含まれる割合は、品種や部位によってかなり違いがあります。豚肉や鶏肉と比べると赤い色が強いですが、これはミオグロビンという色素たんぱく質の含有量が多いことによるもので、豚肉と比べるとおよそ8倍にもなります。このミオグロビンには、鉄分がヘム鉄という形で含まれており、野菜などに含まれる鉄分と比べて吸収されやすい形になっています。さらに造血のビタミンともいわれるビタミンB12も多く含まれるので、貧血などの予防効果が期待されます。また、脂肪の分解を促進しエネルギーに変える働きをもつカルニチンという成分も含まれています。肉を食べると太りやすいと考える人も多いですが、実は食肉の中にも脂肪燃焼を促進する成分も含まれています。そのほか、抗がん作用や体脂肪を減らす効果があるといわれるリノール酸や、LDLコレステロールを減少させ動脈硬化の予防や血圧を下げる働きがあるといわれるオレイン酸なども含んでいます。もちろん筋肉など体の様々な部分をつくる良質のたんぱく質も多く含んでいます。ただし、だからといって牛肉ばかりに偏るのは、栄養全体のバランスをくずすことになるので良いとは言えませんが、野菜など他の食品とうまく組み合わせることで、健康維持のためにとても役立つ食品の1つになると思います。 今日の給食では、プルコギとして使用しています。 ※食育つうしん(2024年5月)を配布文書のコーナーに掲載しました。 こちらからどうぞ⇒「食育つうしん(2024年5月)」 |
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