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人権講演会「奇跡はいつも目の前に」〜ほめ達!という生き方〜

10月31日(土)
人権講演会を実施しました。
講師の先生は、日本ほめる達人協会理事長の 西村 貴好 先生です。
テーマは、「奇跡はいつも目の前に」〜ほめ達!という生き方〜です。
かなりの早口でお話を始められ、ついていけるかなという不安は、すぐに拭い去られました。そして、あっという間に西村先生のペースに会場全体がどっぷりと浸かってしまいました。そのお話の内容は・・・

まずは、白いシャツと黒いシャツを着た人がボールをキャッチする映像を見て、白いシャツを着た人たちが何回ボールをキャッチするかを数える課題です。静まり返った中で、みな真剣にボールのキャッチの数を数えました。
そして、答え合わせ。
でも、その答えに意味があるのではありませんでした。
よく見ると、映像の中には黒いシャツを着た人にまぎれるようにゴリラが登場していました。
そのことがわかったうえで、もう一度映像を見ると、今度ははっきりとゴリラの存在を認識することができました。
1つのことに気を取られると、別のことが見えなくなってしまう。
もしかしたら、身近なところで大切なことを見落としてしまっているかもしれないことを教えていただきました。

では、どうすれば大切なこと(人)を見落さないでいられるのでしょうか。
 グランドルール:否定しない・・
 3つのお願い:拍手・うなずく・笑顔
拍手、思いっきり拍手してみましょう。思いっきりとはどれくらいでしょう。指の骨が折れるくらいです。
本当に大丈夫かなと思いきや、会場での拍手はまさに割れんばかり。
そして、拍手された人も気持ちいいけれど、拍手した人も掌のツボが刺激され、これが脳に心地よい刺激となって伝わり、拍手した人も気持ちよくなるのだということを教えていただきました。

次に笑顔の練習です。
2〜3人のグループに分かれて、ある人が思いっきり笑顔をつくる。残りの人はその笑顔を目を合わせてよく見る。するとどうでしょう。残りの人も笑顔になります。

最後は、「ありがとう」
世界で最も美しい言葉であることを教えていただきました。
もとは「有り難し」です。なかなか「ない」ということです。
「ありがとう」の逆は「当たり前」です。
その「当たり前」の中に「ありがとう」をみつけることが大切なのです。
そして、実習。
学校の中の「当たり前」の出来事に対して「ありがとう」を言ってみる。
担任・副担任の先生に、全員が「ありがとう」と「握手」を行いました。
とても幸せな気持ちになりました。
実習後、西村先生から宿題をいただきました。
今日練習した「ありがとう」を家でも行ってください。

最後の最後に、ご家族の話に触れられながら、目の前に何かが起こったとき、例えそれが嫌なことでも「これは何のチャンスだろう」と思うことが大切であること。そして、どんなにしんどくても「続ける」ことが大切であることを教えていただきました。

1時間のご講演があっという間に過ぎました。
この体験は、北稜中学校の生徒に永遠に記憶されるはずです。
そして、感謝する気持ちと続けることを忘れないように心がけていきます。そうすることが、西村先生への最大のお礼になるはずです。

西村 貴好先生 本当にありがとうございました。
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