大阪市人権・同和教育研究大会

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本日、午後からクレオ大阪中央で『2024 大阪市人権・同和研究大会』が開催され、全体会では、フォークシンガーの中川五郎さんによる『記念講演』がありました。演題は「大きな世界を変えるのは一人の小さな動きから/人前で歌うということ」
 
【披露された歌の内容】
 1曲目は、1960年代のフォークソングで『ひとりぼっちのあいつ(ビートルズ)』を日本語に。居場所がなく、いつも妙なこと考えてる“はみ出しくん”、集団に流されず自分のやり方を貫いてほしいという思いを歌に!

 2曲目は、東日本大震災の被災地に、「非常時こそ芸術が必要だ」と欧米の美術館が貸し出したフェルメールの絵画3点。冬の被災地の仮設住宅の壁にフェルメールの絵葉書が・・・。どんな時も芸術は人の心に寄り添う!

 3曲目は、日本は本当に法治国家なのか?放置国家じゃないのか。とんでもない災害があったのに復興をほったらかし。悪事をはたらく議員もいる。日本は、民が主人公の民主国家じゃないのか?

 4曲目は、メキシコオリンピックの短距離走で銀メダルを獲得したオーストリアのピーター・ノーマン(白人)が、金メダル・銅メダルを獲得したアメリカのトミー・スミスとション・カーロスとともに表彰式で黒人差別抗議したが・・・。その後の人生を描いた感動の歌。

 5曲目は、金の鯱(しゃちほこ)で有名な名古屋城の修復をめぐって、かっては国宝級の建築物。史実に忠実に復元するためエレベーターを設置しない案が。市民討論会では、階段を登れない私たちも天守まで登りたいという意見が・・・。わがままではない!

 6曲目は、「横須賀の海に戦争の船を持ち込むな」と一艘の小さなカヤックが、辺野古に基地はいらないと座り込む一人の住民の小さな力が世の中を変えられる日が来る。大きな世界を変えるのは一人の小さな動きから!

 最後に7曲目は、コロナの対策がまだ不十分な時に、誰もが受けることができない中で、PCR検査を受けて入院していた政治家がいた。高齢者や持病がある人が亡くなることもある中で苦しんでいる人が助けられない。特権階級しか助からないこの国はどうなってるんだ!

「大きな世界を変えるのは一人の小さな動きから!」全曲から感じられました。
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