本日、大阪市ではいわゆる「大阪都構想」についての住民投票がおこなわれています。
皆さんは、「その投票所で1番はじめに投票を行う人」だけがすることのできる「あること」について知っていますか？

選挙において求められるのは「公正であること」です。
不正をはたらこうとする人たちは、投票前に前もって投票箱の中に投票用紙を入れておくかもしれません。そうすれば票の水増しができます。
「その投票所で1番はじめに投票を行う人」は、そのような不正がないかどうか確認する、つまり「投票箱の中に何も入っていないことを確認すること」を求められます。
これを「零票確認」と言います。零票確認は公職選挙法施行令第34条に基づく、公正な選挙のための必須手続きです。
本日、私も「零票確認」をおこなってきました。時報で投票開始時刻を確認し、開場と同時に鐘を鳴らすなど、普段の投票では分からなかった新しい発見もありました。

3年生の皆さんはあと3年後には選挙権が与えられます。公民の授業でも学習していると思いますが、選挙は自分たちの暮らしを変えることができる大切な機会です。将来、政治に興味関心を持ち、投票にいくようにしましょう。