9月10日 全校集会
9月10日(月)、体育館において全校集会を行いました。
始めに、校長先生から、台風21号や北海道で発生した震度7の大地震の被害、被害を最小限に食い止める防災意識の大切さ、大阪市中央区で生まれたテニスプレイヤー・大坂なおみさんの全米OP優勝に触れた後、次のような話がありました。 以前、「天は自ら助くる者を助く」という座右の銘を紹介しました。これから体育大会の集団行動の練習に臨む3年生に、また、部活動においてもこれから中心的に取り組んでいかなければならない1・2年生に、校長先生のもう一つの座右の銘を紹介します。 「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」 これは、江戸時代後期、米沢藩(山形県)藩主の上杉鷹山が家臣に教訓として詠み与えた歌です。「できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるものである。できないのは、その人がやろうとしないからである」という意味です。 どんな苦しい時でも、この言葉を支えに取り組んできました。すべてがうまくいくわけではありませんが、目指すべき結果に全力で立ち向かっていくことが、何より大切なことだと思います。 上杉鷹山は、国の財政難に命を懸けて取り組みましたが、すべての藩の借金を返すという結果を出せたのは、その教えを受けた孫の代でした。結果を出せれば最高ですが、その結果に向かって最後まで諦めず、全力で取り組む意欲、その努力を継続することを大切にしてください。 先週、本日の全校集会の校長講話の詳細は、本日発行の「桜宮中だより9月号 No.12」で紹介します。また、今年度の全国学力・学習状況調査の結果速報についても記事にしています。 |