1月21日 全校集会3
続いて、学校長から次のような話がありました。
昨日、1月21日は大寒でした。大寒は二十四節季の一つで、一年でもっとも寒い時期です。この大寒の前後に、武道などの修練を行うことを寒稽古といいます。厳しい寒さの中で、精神の鍛練をすることを主な目的に行われるものです。 3年生の皆さんも、今週の金曜日に私立高校に出願し、試験本番に向けて最後の追い込みです。それぞれが充実した達成感を味わい、暖かい春を迎えるためにも、この厳しい寒さの中で、自分を磨いてほしいと思います。1・2年生の皆さんも、3学期の努力次第で、新学年がスムーズに迎えられるようになります。今のこの時期こそ、自分を鍛えてください。 さて、江戸時代の後半、今の長崎県、平戸藩に松浦静山(まつら せいざん)という武術や学問に優れた藩主がいました。その静山が書いた剣術指南書「剣談」の中にこのような言葉があります。 『勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし』 勝負事は時の運というものもある。相手のミスやちょっとした判断の誤りで強い相手に勝てることもある。しかし、偶然負けることはない。敗戦の裏には、必ず負ける原因がある。準備を怠れば、勝利を得ることはできない。運で勝てたという事実がある背景には、運を味方につけるような努力をしてきているはずである。 ちょっとした手抜きが勝敗を分けます。悔いを残さない為にも、今やれることをしっかりとやっていきましょう。 最後に、英語科・落合先生から25日(金)放課後に行われる英語検定試験の連絡がありました。 |
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