2年生 学年登校日!さて、皆さんは「おこり地蔵」というお話を聞いたことがありますか、ものがたりは、昭和20年、広島に住む女の子は「わらい地蔵」と呼ばれる笑い顔のお地蔵さんと大の仲良しでした。8月6日は女の子の6回目の誕生日そして運命の日でした。いつものようにわらい地蔵と遊ぶ女の子。柱時計が朝8時15分を指したその瞬間、ピカッと光ると同時にものすごい音と大爆発。一瞬で街が焼け野原になってしまいました。「みず、おかあさん、みずちょうだい」とわらい地蔵にすがる女の子の背中は大やけどです。その時、いつもにこにこしていたわらい地蔵の顔が。 昭和20年、広島の町に原子爆弾が落とされ、約14万人の人が死に、町は跡形もなく焼け野原となりました。それから数年後の広島の町に「おこり地蔵」と呼ばれる、首と胴体がつながっていないお地蔵さんが立っていました。この首は元からのお地蔵さんのものではないようです。山口勇子さんの書いたお話は、核兵器の恐ろしさと平和の尊さを伝えています。 戦後71年目、私たちはこれからも過去の出来事をしっかりと学び、次の世代に受け継いでいきたいものです。そして、強い気持ちで戦争やテロのない、安全で安心に暮らせる社会にしましょう。 |
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