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3年学年通信より(抜粋)「いじめについて考える日」互いの気持ちを考えよう。

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3年学年通信より(抜粋) 5月7日(月)
「いじめについて考える日」
互いの気持ちを考えよう。
ここで朝日新聞のホームページに掲載されていたお笑い芸人 長州小力さんの記事を紹介します。「友だちをからかったり、ふざけて悪口をいったりすると、みんなが笑う。言われた本人も笑うことがある。」 君はそれを、いじめとは思っていないかもしれませんが、言われた相手は深く傷つくことがあります。自分の態度や言葉がどう伝わっているか、相手の気持ちを考えることは、とても大切です。
僕は笑いの仕事をしています。乱暴な言葉も使います。大きな声も出します。悪口のやりとりで、笑いが起きることは、よくあります。
そういうとき、自分の言葉を相手はどう感じているか、テレビで見ている人はどう思っているか、こうしたことが、いつも心配になります。
僕自身、太っていると言われると、いくら笑いが起きても、やっぱり嫌な気持ちになります。僕が中学生のとき、となりの中学校で、いじめに苦しんだ男子生徒が命を絶ちました。遺書には、いじめた人たちの名前が書き残されていました。その中に、同じ塾に通っていた僕の友だちの名前もありました。
あれから彼に会う機会が減りました。ただ彼は亡くなった子がいじめられている場面にいて、周りでちゃかしたり、笑ったりしたことはあった。けれども自分は直接いじめていたとは、考えていなかったと言っていました。
でも亡くなった子は、けっしてそう受け止めてはいなかったのです。
僕は、自分が嫌だと感じるようなことは人にもしたくないと思っています。
当たり前のことと感じるかもしれませんが、もういちど、そのことを考えてみてください。
お互いの気持ちをわかろうとしなければ、みんなが楽しく笑うことはできません。
(朝日新聞 2006年12月8日 掲載)


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