”高津の礎(いしずえ)” 其の二![]() ![]() 高津中学校の歴史を語るに、必ず紹介せねばならないのは正面玄関入ってすぐのピロティにある永い風雪に耐えたこの重厚な「旧校舎正門」の門扉であろう。旧清堀校の伝統を引き継ぐ高津中学校は昭和27年に開校し、昭和57年の創立30周年を迎えるにあたり、旧校舎から現在の新校舎へと建て替えられていきました。しかしながら、卒業生や地域の方々の熱い想いのおかげで、数多くの生徒を温かく迎え入れたこの門扉だけは現存しています。戦前・戦後それぞれの時期に学んだ人々には様々な思い出があるに違いありません。この威厳のある門扉は、懐かしく訪問された卒業生を在学中の昔へとタイムスリップさせ、毎年4月に迎える新入生には高津中学校のすばらしい伝統を語ってくれているのではないでしょうか。今後いつまでも卒業生や現役生にその存在感を示し続けることと思います。 |
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