平成28年度2学期終業式以前「あたりまえ」について話をしました。「あたりまえ」にふるまうことがいかに難しいことであるか、社会経験が増え、成長する人ほどわかってくるものです。「知っている人に出会ったとき挨拶をする」「電車でお年寄りに席を譲る」「ゴミが落ちていたら、ゴミ箱にすてる」「体調の悪い人がいたら、体調を気遣う」このような振る舞いが自然にできる人をどのように思いますか。「偽善的な人」と見えるでしょうか。このような振る舞いが「あたりまえ」として体に染みついている人にとって、特別なことではないのです。このような振る舞いが「あたりまえ」「普通」と思う人が増え「あたりまえ」として行動できる人が増えれば、もっと住みやすい世の中になると思います。皆さんは中学生です。中学生としての「あたりまえ」ってどんなことなのでしょうか。冬休み、少し考えてください。新学期少し成長した皆さんに会えることを楽しみにしています。 冬休みは、年末年始を含め、とてもにぎやかな時期です。気分も浮かれがちですが、やるべきことの努力を怠らず、実りの多い冬休みであってほしいと思います。また、家族の人と話をする時期がもてる時期でもあります。お互い理解する時間を有効かつ有意義に過ごしてください。そして、3学期の始業式には、笑顔を忘れず、元気な姿で登校してください。 冬休みのしおりより |
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