14日の給食「すききらいなく」(5月14日)中本っ子のみなさんには、この日のメニューに苦手な食べ物がありましたか? 今回は「すききらい」をテーマにしてみたいと思います。 子どもたちは生まれてから、少しずつ食べるものが増えてきました。小学校に入学する頃にはかなりの食べ物を食べてきたことでしょうね。でも、中には苦手にしている食べ物や食材があるかもしれません。 子ども達の味覚や食べる意欲は日々違ってくるので、昨日まで食べられなかったものが友だちと一緒に食べたら食べられるようになったり、調理法を変えたら食べられたりと、ちょっとしたきっかけで好きになることがあります。 すべての栄養素をバランスよく含んだ食べ物は存在しないので、様々な食べ物から栄養素をとるようにしたいところです。 好き嫌いは様々な要因が絡んでいるので、克服するためには多種類の食材をいろいろな調理法でおいしく食べられるようにすることや、楽しい食事環境を整えることなどが大切です。 13日の給食「大阪市のパン」(5月13日)この日はパンが主食でした。今回はこのパンに注目しましょう。 大阪市の給食で食べているパンの基本配合は、小麦粉、砂糖、ショートニング、脱脂粉乳、イースト、食塩です。パンは週2回提供しており、種類は食パン、コッペパン、黒糖パン、おさつパン、レーズンパン、パンプキンパンの6種となっています。基本配合の食パン、コッペパンには、ジャムやバター、マーガリンなどのパン添加物がつきます。 小麦粉の産地は、アメリカ・カナダ・オーストラリアで、小麦粉の量は低学年50g、中学年60g、高学年70g、中学生85gとなっています。 学年が上がると、パンの大きさが大きくなっていきます。 ※5月6日の給食記事のクイズ。正解は「イタリア」でした! 12日の給食「えんどう」(5月12日)この日のメニュー、えんどうの卵とじは卵を除去する個別対応献立でした。 えんどうは、日本全国で栽培され、ハウス栽培などで通年出回っていますが、旬は春から初夏です。 えんどうには、豆を食べる実えんどうと、豆が大きくなる前に若取りし、さやごと食べるさやえんどうがあります。実えんどうのうち、未熟な豆を食べるものは、グリンピースとも呼ばれています。 給食では通常、冷凍のグリンピースを使用していますが、春に使用する生のグリンピースを「えんどう」と呼び、区別しています。 給食室では、さやごと納品されたえんどうを、さやから豆を取り出して調理しています。 調理に手間がかかっていますが、子どもたちはしっかり食べていました! 11日の給食「かわちばんかん」(5月11日)
11日の給食は「おさつパン・牛乳・コーンクリームシチュー・キャベツときゅうりのサラダ・かわちばんかん」でした。
河内ばんかんは、熊本市河内町で発見されたブンタンの仲間で、発見された地名の「河内」と「晩生のかんきつ類」ということで名づけられたそうです。 河内ばんかんは寒さに弱く、栽培適地は一年を通じて気温が下がりにくく霜の降りない暖かい地域に限定され、現在の生産地は愛媛県の愛南や、熊本県の天草など限られた地域でのみ作られています。 河内ばんかんの特徴として、5月頃に花を咲かせ実をつけるが、その実が膨らんでからひと冬を越し、翌年の春以降に収穫することが挙げられます。早いものは3月頃から、遅いものは8月下旬頃まで木成りで熟成されます。まさに「晩性のかんきつ類」ですね。 10日の給食「ひじき」(5月10日)ひじきは、わかめや昆布と同じ海藻の仲間です。褐藻類に属する海藻で、生の時は黄褐色、乾燥すると黒色になります。 海藻類の中でも特にカルシウムを豊富に含み、マグネシウム、ヨウ素、食物繊維なども多く含まれています。 給食でもいろいろな調理法で用いられ、メニューとして登場します。栄養価の高い食品です。しっかり食べてほしいと思います! |
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