1日の給食「ウインナーソーセージ」(6月1日)この日のメニューに登場のウインナーソーセージは、オーストリアのウイーンが発祥の地で、豚肉や牛肉を原料とし、羊腸もしくは同等の人工ケーシングにつめた太さが20mm未満の小型ソーセージのことをさします。 もう一つ有名なフランクフルトソーセージは、ドイツのフランクフルトが発祥の地で、豚の腸か人工ケーシングにつめた太さが20mm上3mm未満の中型のソーセージのことをさします。 給食では、ゆでたウインナーソーセージにケチャップ味のソースをかけ、子どもたちが食べやすい味付けとなっています。 この日はスプーンだったため、ウインナーソーセージを食べるのに、慎重な子が多かったように思います。 31日の給食「湯葉」(5月31日)この日は「湯葉」が登場です。といっても、子どもたちにはなかなかなじみがないかもしれませんね。湯葉について、ご紹介します。 湯葉は、豆乳を煮て、表面にできる薄い膜を引き上げたものです。すくいとって水分を切っただけのものを「生湯葉」、または「引き上げ湯葉」と呼びます。引き上げ湯葉を何重にも巻き、油でさっと揚げた「揚巻き湯葉」もあります。また、引き上げ湯葉を乾燥させたものが「干し湯葉」となります。 湯葉は消化がよく、たんぱく質、脂質、カルシウムなどの栄養価が豊富で、精進料理などに使われます。修行をする僧侶のたんぱく源として利用されたのがはじまりとされ、一般の人向けに販売されるようになったのは明治時代になってからだそうです。 この日の給食には「干し湯葉」をすまし汁に使っています。 28日の給食「きびなご」(5月28日)この日天ぷらで登場の「きびなご」は、体側に美しい銀色と青の帯を持ち、成魚の体長は10cmほどの小さな魚です。関東及び山陰沖以南、中部太平洋やインド洋に広く分布し、春から初夏にかけて産卵のために海岸に押しよせ、漁獲量が増える魚です。この時期は脂がのり、旬となります。 きびなごの名称の由来は、鹿児島南部では「帯」のことを「キビ」ということから、小魚の体側中央部にある青白色の模様を帯とみて、「帯(きび)の小魚(なご)」と呼ばれるようになったのがはじまりとされています。 27日の給食「クラフティ」(5月27日)「クラフティ」。おしゃれなメニューですね。とてもおいしいデザートでした! クラフティとは、フランス中央部リムーザン地方の家庭で作られる郷土菓子です。タルト生地の中にさくらんぼやりんごなどの季節の果物と、卵、牛乳、生クリーム、砂糖などを混ぜたものを加えて焼き上げたものなんですね。 クラフティとは、フランス語で「一杯詰める、入れる」という意味があり、季節の果物を加えて作られることからきているそうです。 この日の給食では、コーンフレークを敷き詰めた上に卵、クリーム、砂糖、小麦粉、りんご(カット缶)を混ぜたものを流し入れて蒸し焼きにしています。 26日の給食「プルコギ」(5月26日)しっかり手を洗い、衛生面に注意しながら、子どもたちは当番の活動をしています。1年生も上手に配膳できています。 さて、この日のメニューに登場の「プルコギ」ですが、皆さんもご存じの通り、韓国・朝鮮の料理ですね。 醤油ベースで甘口の下味をつけた薄切り牛肉を野菜や春雨等と一緒に焼いたり、煮たりする料理です。「プル」=「火」、「コギ」=肉を意味しています。 甘口の味付けが子どもたちにとって、食べやすく、人気メニューの一つです! |
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