21日の給食「回鍋肉(ホイコウロー)」(5月21日)言わずと知れた「ホイコウロー」ですが、漢字で書くと「回鍋肉」と書きます。「鍋を回す」とはいったい・・・。 ホイコウローは、中国の四川料理の一つで、回鍋とは「鍋にもどす操作」をいい、料理名にこの字がつくと材料をかたまりのまま煮たあと、適当な大きさに切って鍋にもどし、いためて仕上げることをさすそうです。ちなみに肉は豚肉を意味します。 給食では豚ばら肉をゆでてからほかの材料といためています。 20日の給食「かつお」(5月20日)この日は偶然長い名前のメニューが並びました。 さて、今回は「かつお」に注目です。 かつおに含まれる主な栄養素は、体をつくるもとになるたんぱく質です。 回遊魚であるかつおは、血合肉が比較的多い魚である。この血合肉には、貧血を予防する鉄や、骨や歯を丈夫にするビタミンDのほか、ビタミンB群などが多く含まれています。 また、かつおの脂質には、動脈硬化や高血圧を防ぐ作用があるエイコサペンタエン酸(EPA)や、脳細胞を活性化し、血中のLDLコレステロールや中性脂肪の値を下げる効果があるドコサヘキサエン酸(DHA)が含まれています。 かつおは栄養価の高い魚ですね! 19日の給食「抹茶」(5月19日)かやくご飯は具材を給食室ではなく、配膳時に混ぜ合わせます。出来立てをいただきました。 さて、この日のメニューにういろうが登場です。しかも抹茶の味つけです。 その抹茶ですが、原料である碾茶(てんちゃ)を石臼で細かく挽いて粉末にしたものです。茶道で飲用として用いられるほかに、和菓子、洋菓子、料理の材料として広く用いられています。 抹茶の原料となる碾茶は、緑茶と同じ茶葉です。緑茶と違う点は、栽培方法なんですね。緑茶は日光をあてて育てているのに対し、碾茶は、日光を遮断して育てます。 また、抹茶は葉を丸ごと摂取できるため、ビタミン類、食物繊維等が多く含まれていて、おもに体の調子を整える働きのある食品です。 18日の給食「バナナ」(5月18日)この日は「バナナ」が出ました。子どもたちに大人気でした。争奪戦でした。 バナナの栽培には、高温多湿地帯が適しています。赤道をはさんで南北の緯度30度以内の熱帯、亜熱帯地域で生産されています。 バナナは大きくて、まるで木のように見えるが、実際は高さ2〜10mの多年生の草なんです。木のように見える部分は、仮茎とよばれ、やわらかい葉が重なりあっている。葉と葉の間から苞(ほう)というふくらみが伸び、この苞(ほう)がめくれて、中に小さな花がたくさん咲くのです。そして、花のつけ根が膨らんで実になります。私たちが目にするような黄色になると食べ頃となります。 実は野生のバナナには種があるのですが、現在、私たちが食べているバナナにはもちろん種はありません。 ちなみに、中本小学校の正門横にはバナナの木がありますよ。 17日の給食「八宝菜の由来とは」(5月17日)八宝菜、よく聞くメニューですね。では、その名の由来は何か、ご存じですか? 八宝菜は中国名で、「パーパオツァイ」と言います。「八宝」とは数が多いことを意味する言葉で、「よい材料をたくさん使って作った料理」のことを言うそうです。 八宝菜は中国料理の一つで、いろいろな材料を使って作る炒め煮のことです。各種の材料を炒め、スープや調味料で味つけし、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。 今回の給食では、豚肉、うずら卵、たまねぎ、キャベツ、にんじん、たけのこ、ピーマン、しいたけなど、8種類の材料を使用しています。 ※八宝菜は「うずら卵」の個別対応献立でした。 |
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