全校集会11月28日(月)図書室よりオンラインで実施しました。 野球部の賞状伝達がありました。 祝 大阪市中体連野球部 第1支部 準優勝 おめでとうございます! 阪井校長先生のお話 『何のために高校へいくのか?』 (全文のまま) 今は中学校を卒業した後、ほとんどの人が高校に進学しますが、「何のために高校へ行くのか」ということを、じっくり考えたことはありますか? 高校とは、今後の人生に向けて、自分で決めて、自分の力で歩んでいくことを訓練する時間と場所だと思います。義務教育ではないので、目的や単位習得の課題が問われるし、それは当然のことです。「学ぶ」は人間の義務であり、権利です。皆さんの夢や希望を実現するためには、今は何をしたいかが分からなくなります。全日制の高校や、定時制や単位制、通信制、またフリースクールやサポート校、高卒認定など、いくらでも道は開かれています。万が一、」一度や二度、つまずいたとしても、そこで全てが終わってしまうわけではありません。「社会」に出れば、ルールの順守や成果が求められる場面は、今より確実に多くなります。しかし、高校はまだ「社会」ではありません。社会に出る準備をしながら、自分を試すことが許されている期間でもあるので、少しの失敗で自分の可能性をあきらめてしまう必要はありません。 また、高校に通っている間に、高校へ行く理由や意味が分からなくなるときがあるかもしれません。この経験はたぶん、すべての大人がしたことがあると思います。でも、すべての大人が、「高校はちゃんと卒業したほうがいいよ」と言います。何故なのでしょうか?どうやってこの悩みを乗り越えたのでしょうか?高校へ行くことは義務教育ではありません。小学1年生から中学3年生までの義務教育と違って、高校は行かなくてもいいはずです。しかし、世間では「高校まで行くのが当たり前」になっています。それは昔と比べて、「今の日本社会で求められる知識や能力のレベルが、技術の進歩によって格段に上がったため」だと考えられます。中学校卒業程度ではなく、もう少しレベルの高い学力のある人間が求められるようになったからです。小・中学校9年間の義務教育課程で社会の一員として生きるための基礎知識と能力を学びます。義務教育ではない高校では、今まで学んできたことを踏まえて「自分なりの目的意識を持って通えるか?」が重要になります。また、高校は義務教育ではないので、無償ではなく、授業料も教科書代もすべてお金がかかります。 学歴は「あなたが粘り強く頑張れる人間だ」という証明にもなります。例えば、あなたが自分の会社を作ろうと思ったときにも、学歴は相手があなたを信用する大事なきっかけになることもあります。皆さんの未来の可能性を広げるため、粘り強く頑張れる人間であることを証明するため、万が一、レールから外れた自分と周りを比較しても後悔しないため、勉強をマネジメントしてもらうためなど、高校へ行く理由は様々です。高校へ行く理由が分からない人こそ、高校へ行って高校生活を確かめなければならないし、将来、役に立たないと思っている勉強こそ、実は役に立つことを知るために、君たち中学生は高校へ進学するべきだと校長先生は思います。 佐藤生徒会長の話 「おはようございます。期末テストも終わり、いよいよ2学期もあと少しとなりました。テストが終わったからといって、気を抜かず、学校生活を送りましょう。また、今週の木曜日からは12月に入ります。最高気温10度、最低気温が6度と急に寒くなります。インフルエンザやコロナウイルス等の感染症にかかりやすくなる時期でもあるので、部活動や生活面でも本来の力を発揮できるよう手洗い、うがいをしたり清潔なハンカチを持ってくるなど感染予防をしっかりとしましょう!」 |