「夏まつり」は「やぐら」を囲んでの踊りへと進んでいきます。
ひとしきり手慣れたベテランのみなさんの歌とお囃子で踊りがつづいた後、若手のみなさんが中心となった歌とお囃子がありました。「中島音頭」をはじめとする踊りは、地域で継承されてきた大切な文化です。それがしっかりと引き継がれていくようすに感銘を受けました。やがては子どもたちが文化を受け継ぎ地域の担い手となっていくにちがいありません。多くの人たちの手でつくりあげられた楽しい夏祭り。素敵な時間をすごせたことにみんなで感謝です。

「やぐら」を取り囲み、さまざまな工夫をこらした手づくりの模擬店が美味しい食べ物や楽しいゲームを提供します。むくのき学園からは、大きなラッキーボール、コイン落としゲーム、的当て、輪投げ、ゴマ団子、ソースせんべい、チヂミとホルモンです。どれもこれもたっぷりと準備に時間をかけた労作・自信作ばかりです。さあ、みんな楽しんでくれたかな---美味しいという一言がとても嬉しいです。楽しい時間は素敵な時間ですが、それだけではない大切なことを地域行事への参加で学んでいるようです。

8/1（土）、本物の「あつい空気」の中、15時からのステージ発表で啓発地域「夏まつり」が始まりました。柴島高校のみなさんの太鼓・ダンス・歌の後、むくのき学園音楽部が「八木節」と「中島音頭に寄せて」の２曲を琴で演奏しました。元気いっぱいのステージから一転してやさしく美しい音色が体育館に響き、最初少しとまどったようすだった聴衆が、自然に素敵な演奏に引き込まれていきました。
ステージ発表が見事なダンスで締めくくられ、次はいよいよ「やぐら」が舞台です。むくのき学園の児童生徒たち卒業生たちが、地域の子どもたちとして、太鼓演奏や祭囃子を披露します。表情が引き締まっていて頼もしいです。むくのき学園の児童生徒が地域の一員として一体感を感じるひと時です。