校長室の窓vol45「算数の探検」Part3先日、6年生の子どもたちに解いてもらいました。子どもたちは、友だちと相談しながら、見事に正解を導き出しました。この問題は、私立中学校の入試問題でもあります。これまで学んできた学習に加えて、ひらめきや発想力が問われる問題です。 保護者の皆さんも、お子さんと一緒に考えてみてください。 次回、2月11日(木)に配信する予定の校長室の窓で、正解を発表いたします。 校長室の窓vol44「児童アンケートの分析」その2今年度、本校では国語科の研究に力を注ぎました。国語科が専門の大学教授を本校に招き、教員の授業方法や子どもへの関わり方などの指導を仰ぎました。1年間を通して7回来校いただき、教員の授業見学や研修会を定期的に行いました。 アンケートの結果では、「国語の授業は、わかりやすい。」という質問の肯定的な評価が79%から83%に上がりました。また、「授業中に友だちと話し合うことは好き。」という質問の肯定的な評価の割合が77%から84%と大きく上がりました。感染症の拡大防止に最大限の配慮をしながら、国語科の学習を中心に、自分の考えを友だちに伝え、互いの学びを深めていくという授業スタイルに取り組んできた成果だと考えています。 私は、様々な個性をもった子どもたちが、自分の多様な思いや考えを伝え、互いに学び合うことを通して、学力は向上すると考えています。校長室の窓vol24とvol26でもお話したように、学習が定着するには、「話し合い」と「仲間との体験活動」と「他者に教える」という「学び合い」の活動が大切です。本校では、今後とも友だちとともに学び合う活動を積極的に取り入れ、学力の向上を図っていきます。 次回の校長室の窓は、「算数の探検」Part3です。大阪市内の私立中学校の入試で出題された算数の難問です。先日、6年生の子どもたちが考えて、見事に解くことができました。保護者の皆さんも、お子さんと一緒に考えてみてください。2月8日(月)の配信予定です。 校長室の窓vol43「児童アンケートの分析」2月の学校だよりでもご説明したように、今年度の本校の大きな目標は2つありました。1つ目は「児童の自尊感情を高めること」。2つ目は「児童の学力向上を図ること」です。 まずは、1つ目の「児童の自尊感情を高めること」についての分析です。「自分には、よいところがあると思う。」という質問の肯定的な評価の割合は、昨年度の63%から67%とやや向上しました。学校全体で、児童の良いところを称賛し、学年や学校の良いところを共感するように支援してきました。 一方で、保護者アンケートの「家庭では、お子さんのがんばったことやできるようになったことを褒めるようにしている。」という質問の肯定的な評価の割合は100%でした。今後は、ご家庭にも負けないように、さらに児童の良さを引き出し、褒めて共感し、自尊感情を高めていきたいと考えています。 2つ目の「児童の学力向上を図ること」についての分析は、次回の校長室の窓でご報告いたします。2月4日(木)に配信する予定です。 校長室の窓vol42「人権的な視点に立った教育」〜学校教育アンケートの分析〜上図は、人権的な視点をもったアンケートの結果を抜粋したものです。 4 学校では、子どもに関するプライバシーが守られている。 5 学校は、不審者や災害、事故など安全に対する取り組みを行っている。 この2つの質問項目の肯定的な評価の割合は、昨年度より5%上がっています。 8 ケータイ・スマホ・パソコンなどの危険性やマナーについて、お子さんと話しあっている。 という質問項目では、10%も肯定的な評価の割合が高まっていました。以前、学校だより「きたつもリンク」や、学校HP「校長室の窓」でも、スマホの使い方について書きました。お子さんのスマホや携帯電話の使い方について、保護者の皆様の意識が高くなった結果だと思われます。これからも、学年の発達段階に応じて、スマホの使い方などのメディアリテラシー教育を進めていきます。 29 学校は一人ひとりの子どもに寄り添い、人権を大切にした教育活動を進めている。 という今年度から追加した質問項目では、多くの保護者の皆さんから、肯定的な評価をいただきました。 北津守小学校では、今後も、一人ひとりの子どもの個性を尊重し、いのちを大切にする人権教育に取り組みます。そして、子どもたちの最善の利益とは何かを常に考え、子どもに寄り添う学校運営を進めていきます。 最後に、保護者の皆様から、本校に対して温かいご支援をいただきましたことを改めてお礼申しあげます。 2020年の「校長室の窓」は、これで最後になります。来年も様々な情報を配信していきますので、ご覧いただくと、とても嬉しいです。 それでは、皆さん、よいお年をお過ごしください。 北津守小学校 校長 辻 信行 校長室の窓vol41「家庭と学校が連携した学力向上に向けて」〜学校教育アンケートの分析〜上図をご覧ください。学校教育アンケートの結果では、 3 学校は、子どもの学力向上に努めている という質問項目で、肯定的な評価の割合が6%上がっています。また、 7 学校は、設備や清掃など、学習環境を整えている。 23 先生は、基礎学力向上のために適切な家庭学習(宿題)を出している。 という質問項目でも、「そう思う」という最も高い肯定的な評価の割合が6%上がっています。 一方で、 13 家庭では、お子さんが忘れ物をしないように気をつけている。 18 お子さんが、持ち帰るプリントや家庭学習(宿題)、連絡帳に必ず目を通している。 という家庭における学力向上の取組に関する質問項目でも、肯定的な評価の割合が高まっています。 このように、普段から家庭と学校が連携して、子どもたちの学力向上を図るための取組を推進した結果、 22 お子さんの学習意欲は高まっている という質問項目の肯定的な評価の割合が、18%も上がりました。 言うまでもなく、学習意欲の高まりは、そのまま学力の向上につながります。一人ひとりの子どもの学習意欲の高まりは、クラス全体の学びに向かう態度や姿勢を高めることになります。 ご家庭における子どもたちへの声かけ、宿題や連絡帳の確認など、日々の地道な取組が子どもたちの学習意欲を向上させることが、今回のアンケート結果の分析からわかりました。ご家庭でのご協力に対しまして、改めてお礼申しあげます。本当にありがとうございます。 次回の校長室の窓は、「人権的な視点に立った教育」〜学校教育アンケートの分析〜です。12月25日(金)に配信する予定です。 |