北津守の学力向上 vol12 「若手教員の育成」
今回の北津守の学力向上は、「若手教員の育成」のお話です。全国的に、学校の先生は若年化が進んでいます。本校でも、教員経験が10年未満の先生方がとても多いです。
若手教員の授業力や指導力を高めることは、そのまま児童の学力を向上させることにつながります。また、若手教員を指導する中堅〜ベテランの教員にとっても、指導することで自分の授業実践を振り返ったり、指導内容を見直したりする機会となります。 以前、北津守の学力向上 vol7でも、ご紹介した学びのピラミッド(下図参照)にもあるように、子どもに限らず、大人であっても、教員であっても、他者に教えることで学びは定着し、自分の考えに自信を持つことができるようになります。 本校では、今年度から「校内若手研修プログラム」を計画し、実行しています。プログラムの内容は、先輩教職員からの講話や示範授業、若手教員による公開授業やディスカッションなど多岐にわたります。 これらの取組で、若手教員が新たな気づきや多様な価値観を学び、先輩教員が自らの指導や授業を振り返ることで、学校全体の教育力が高まると考えています。 私も「今の若い人は○○だ。」と嘆く前に、逆に、若い人たちから多くのことを学びながら、私が先人から学んだ知識や、25年もの間に培ってきた教師としての経験を伝えていけたらと考えております。何歳になっても、謙虚になることは大切なんだと、改めて感じる今日この頃です。 次回の北津守の学力向上は、「エビデンスベース報告会」についてです。11月30日(火)の配信予定です。 ![]() ![]() ![]() ![]() 北津守の学力向上 vol 11 「教員の自主研修会」![]() ![]() ![]() ![]() 今年度も、4月に一人一台タブレットを活用した双方向通信の研修会を教員で行いました。パソコン等のICTを活用した授業が得意な教員もいれば、苦手な教員もいます。その中で、研修会では全員が双方向通信を方法を理解できるように、研修担当が丁寧に説明していました。先生の得手不得手によって、子どもの学びに支障のないように、みんなで学び合いながらICTを活用した授業について研修を深めています。 上図の写真は、「国語科の音読の指導」に関する研修会の様子です。先生役と児童役に分かれて、実際の授業のように展開していきました。教員も楽しみながら研修を進めていました。勉強も研修も楽しみながら取り組むことが大切ですね。 次回の北津守の学力向上は、「若手教員の育成」についてです。11月24日(水)の配信予定です。 北津守の学力向上 vol10 「鶴見橋中学校との学力連携」![]() ![]() 小学校では自分たちの地域、中学校では西成区といったように、発達段階に合わせて、自分たちの街について学んでいきます。 保護者の皆様にも、一度、お考えいただきたいのです。 〇「北津守のまちのええとこ」 〇「西成のまちのええとこ」 自分たちの住む街がええとこだなと思えたら、とても素晴らしいことですね。お子さんと一緒に考えると、子どもたちからは、私たち大人が想像もしない答えが返ってきます。 鶴見橋中学校の授業では、西成の食文化、西成の有名人などが話題になっていました。小中で連携して、このような学習を進めていく中で、子どもたちには、地域の人々のつながりや温もりを知り、地域に数多くある社会教育施設や障がい者施設などに気づき、自分たちの街の素晴らしさを発信してもらえたらと考えています。 次回の北津守の学力向上は、「教員の自主研修会」についてです。11月24日(水)の配信予定です。
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