次に中学校の歯科校医先生からお話がありました。歯と口の健康に関する詳しいお話で、歯のモース硬度は鉄より硬い7だといううことであったり、レントゲン写真で乳歯と永久歯がどのように生えているのかがわかったり、むし歯を進行させないためには歯磨きが大事であることなどを教えていただきました。
最後に校長先生から「歯と口の健康は自分の命を守る重要なものである」ということをお話しいただきました。
歯磨きや定期健診などをなんとなく習慣にしている人も、あまり習慣にしていない人も、今日のお話を聞いて、歯と口の健康について意識して取り組むことができるようになるといいなと思いました。
余談ですが、歯科医先生の話に出たモース硬度について
実は…
モース硬度では、鉄は硬度4になるので、歯は鉄よりもかなり固いということになります。これは歯の表面のエナメル質という部分が硬度7になるそうです。ただしこれはひっかいた時の強さを表しているので、ぶつかった時はもちろん鉄の方が固いといえます。
ひっかいた時の固さはほかにも鉛筆硬度というものがあります。スマホのカバーなどに表記されるものですが、鉛筆硬度の9Hはモース硬度ではおよそ5くらいになるそうです。ぎりぎりカッターナイフでひっかくと傷がつくかつかないかくらいの固さだそうです。
さらに余談ですが、某I社の固いと噂のあずきの棒アイスは瞬間的にですがしっかりとした計測器で測定したところ、サファイアに匹敵するロックウェル硬度を記録したことがあるそうです。場合によっては歯よりも固いアイスなのですね。