今日の「お話で世界旅行」は、昔話では有名な三太郎の一人「金太郎」のお話です。浦島太郎や桃太郎はお話の結末をしっかりと知っている人が多いと思いますが、金太郎のお話の結末はというと、「?鬼退治?クマと相撲を取っていたからお相撲さんになった?」となんとなくわかったようなわからないようなという人が多いのではないでしょうか。
そんな人こそこの「金太郎」のお話を読んで、なるほどそうだったのか、と思ったほしいですね。
なんとなく知っているけれど、本当はどんなお話しだったかな?と思うようなことがあったら、図書館に行って絵本を調べてみるのも読書の一つの形だと思います。
実は…
金太郎は、源頼光(みなもとのよりみつ)という武将にその力量を見込まれて、武士になります。坂田金時(さかたのきんとき)と名前を改め、京に上って大きな手柄を立てるようになります。
金太郎のお話は、頼光に家来になるように勧められ、武士として京都に旅立つところが結末になっています。坂田金時は、実在したかどうかはっきりとしない人物ではあります。でもおとぎ話の題材になるような人物がいたかもしれないというのはなんだか浪漫がありますね。