本日の6限、3年生は修学旅行の事前取り組みの一環で、平和学習に取り組みました。これまで、事前取り組みの中で、原爆の後遺症に苦しむ当時の方を題材にした映像「夕凪の街 桜の国」を視聴しました。今日はミュージシャンの吉川晃司さんが自らのルーツである広島の街並みの歴史を辿る「4400人が暮らした町」という映像を見ました。現在、広島平和公園として知られる場所は、原爆が投下される前は4400人の方が生活を送る町がありました。その町並みが、原爆が投下された一瞬で廃墟と化し、その後も甚大な被害をもたらしました。映像では、当時の様子や、原爆の破壊力について、また被爆された方の声など、修学旅行で訪れる場所について、強い結びつきのある内容が含まれていました。来週、修学旅行に取り組む47期生のみなさんは、これまでの平和学習の集大成として、「今、広島に行く意味」を考えながら当日を迎えてほしいと思います。