大フィルメンバーがやってきた!!
12月19日、西成区の事業で「大フィルメンバーによるワークショップ」が本校にて開催されました。ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・クラリネットの各奏者4人の皆さんによる演奏を聴くことができました。
1曲目はヴァイオリンの独奏で、演奏が始まった途端、寒々としていた体育館が温かな光あふれるコンサートホールに変わりました。2曲目からはクラリネット四重奏の編成で、室内楽の豊かなハーモニーに包まれました。 大阪フィルハーモニー交響楽団は成南中学とほぼ同じ、まもなく創立72年を迎える日本を代表するオーケストラで、現在は地元西成区を拠点とする世界に誇ることのできる楽団です。その団員である一流の奏者の演奏を目の前で聴く貴重な機会となりました。吹奏楽部の人たちにとってはこの音を頭でイメージしておければ、自分たちの演奏の実力を一層飛躍的に高めることができるかもしれませんね。また、メンバーからどのようにして団員になったかといったお話を聞き、大フィルにまつわるクイズで年間120回もの演奏会を開催していることや、この季節によく演奏されるベートーヴェンの交響曲第9番の演奏回数は日本1であることもわかりました。 予定時間を超えるプログラムでしたが、メンバーの皆さんから「鑑賞態度が非常に良くて、とても演奏しやすかったです」といったお褒めの言葉をいただきました。 |