「伝える」ということ創立70周年記念文化祭と記念式典では生徒の皆さんが様々な発表をしてくれました。展示発表も舞台発表も、見る人、聞く人に何か伝えたいものがあります。作品のテーマ・意味というものです。これを伝えようとするときに、まず大切なのは内容です。難しすぎないか、共感したり、「ああ、なるほど」と思ったりしてもらえるかを、意識する必要があります。もう一つ大切なのは、伝え方です。難しいことでも工夫すれば伝えられる場合もあります。一番伝えたいメッセージが強く印象に残るようにすることも必要です。劇の場合なら、伝えたい内容は脚本に込められているでしょうし、伝え方は演じる人と監督など裏方の人たちが練習の中で練り上げていけることでしょう(演出と言います)。 今回、2年生の劇は各クラスごとに異なるテーマを、それぞれ特色のある演出で伝えてくれました。合唱も同じことが言えます。歌詞に込められたメッセージをどのように伝えることができるか。指揮・伴奏・歌う人が心を合わせた美しいハーモニーに乗せて、聞く人見る人の心に届けることで、心に響き渡るのです。式典の全体合唱を聞いたご来賓から、「涙を流すほど感動した」という声ももらいました。 「伝える」というのはとても大切な能力です。今回の文化祭・記念式典で発揮できた素晴らしい力は、今後いろんな場面で生きてきます。 生徒会から、大阪マラソン・クリーンアップUP作戦に参加するボランティア募集のお知らせがありました。ランナーたちが気持ちよく走れるようにわが町を美しく、との願いに賛同する人たち、ぜひ力を貸してください。 全校生心ひとつに創立70周年記念式典多数のご来賓、保護者、地域の皆様に見守られ、全校生徒、教職員が出席し、70年の節目をお祝いしました。 創立70周年記念式典ただ今より、創立70周年記念式典を挙行致します。 吹奏楽部 |