5月13日(月)いじめ・いのちについて考える日
5月大型連休明けの月曜日は、大阪市立小・中学校において「いじめについて考える日」及び「いのちについて考える日」となっています。本校でも、朝の児童朝会でいじめといのちのつながりについてお話をもとに考えました。
【お話の内容】 A子さんには、鼻の横に「ほくろ」がありました。それをからかう友達がいました。A子さんは正義感が強く、からかわれた時は「やめて!」とはっきりと思いを伝えていました。教室でも話し合っていました。ところが、夏休みが終わって2学期が始まった日、登校したA子さんの顔に「ほくろ」はありませんでした。驚いて事情を聞いた先生に、「友達にからかわれて嫌だったから手術してとった」と話しました。からかっていた友達は、その時初めて自分たちのしてしまったことの罪深さに気づきました。 反省して心から謝りましたが、切り取ったA子さんの特徴であった「ほくろ」はかえってきません。傷ついた心や思いは治せません。「ほくろ」があるからA子さんらしいんだよ、と認め合える仲間であれば、A子さんは自分の「ほくろ」を嫌うことなく、自分の一部として愛せたのではないかと思います。みなさんは、この話を聞いてどう思いますか。 「いじめ」と「いじり」という言葉で最近よく語られますが、たとえ「からかい」や「ふざけ」「冗談」のつもりでも、相手を傷つける言葉は「いじめ」です。話にあるように、心ない言葉で、相手が自分の体を嫌いになってしまうような不幸はあってはならないことです。 体や名前、個人の特徴、持ち味は、全て大切な「いのち」の一部です。中でも「心」は「いのち」と同じです。深く傷ついたら一生もとには戻らないこともあるのです。 「いじめやいのちについて考えること」は、今日だけではなく、日々の教育活動の中で進めていかなければなりません。その積み重ねにより、正しい考えと行動ができる人を育てることが教育の務めあると考えています。また、豊かで確かな人権感覚の育成には、学校とご家庭・地域が協力することも必要不可欠です。 常日頃からご家庭でも、人や物、いのち・心を大切にすることについて、お話いただけたらと願っています。 個人懇談会・家庭訪問 ありがとうございました
今週は、個人懇談会・家庭訪問にご協力いただきありがとうございました。短い時間ではありましたが、担任教諭との話を通して、情報交換していただけたのではないかと思います。まだまだ年度は始まったばかり、これからいろいろなことがあると思いますが、悩まれたり気になることがでてきたりしたら、遠慮なく担任や学校までご連絡ください。
また、学校にはSC(スクールカウンセラー)が2週間に1回のペースで来校しています。カウンセリングを希望される方は学校までご連絡ください。 連休後、初めての土日です。学校外での遊び場所や遊び方、早めの帰宅時間、などお子様とお話しいただき、元気、安全に過ごせるようご配慮ください。 5月7日(月)〜10日(金):個人懇談会・家庭訪問です
5月7日(月)〜10日(金)の期間、1年は家庭訪問、2年以上は個人懇談会となっています。この期間は、5時間授業で14;10頃の下校です。
帰宅後の過ごし方について、子ども達に指導をしていますが、ご家庭でも安全な過ごし方にご配慮いただきますようおねがいいたします。、 5月の始まりとGW祝日連休前に、ハッピーランチタイムの放送で続く祝日の意味をお話しました。 5月5日は、二十四節季の一つ「立夏」でもありました。 これから夏がスタートし、気温も暑くなります。学校ではこれから遠足などの行事が続きます。これからの校外活動や学習活動に元気で集中して取り組めるように、体調管理にご協力をお願いいたします。 |