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12・5(月)今週のバーズ・トーク〜夢〜

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 みなさんおはようございます。12月に入って「夢」という字が至る所で見られるようになりました。1か月後にはお正月を迎えるという時期に、みなさんに「夢」についての話をします。
 その「夢」を追い続けている白石康次郎という人の話です。白石さんは、現在インド洋の上で世界一周のヨットレースに挑戦中です。ヴァンデグローブというレースで、フランスのヴァンデを出航して南に向かいアフリカの南で東に方向を変え、オーストラリアの南側を通り、南アメリカの南側、つまり南極大陸を一周する感じで元のフランスに戻ります。しかも単独、無寄港、無補給、つまり、1人で、途中でどの港にも寄らずに、途中で食料とか飲料とかの補給無しで、という条件で世界一周をするという物凄く過酷なヨットレースです。
 ヨットの大きさはこの辺りを走っているバスくらいの大きさです。それにヨットですから大きな帆を張ります。このマストの高さは約30m、学校の4階校舎の倍くらいの高さですかね。11月6日にスタートしたこのヴァンデグローブヨットレース、レースは80日くらいかかり、今1か月間経ったところです。
 白石さんはこのレースにチャレンジしようと決めたのは30年前の大学生の頃との事です。30年間も「夢」を持ち続けられるというのはすごいですね。そして、それが実現できた事は本当に素晴らしい事です。このレースに出るためには、当然ヨットを操る技術は必要です。でも、ヨットレースの他のスポーツと違う点はお金がかかるという事です。ヴァンデグローブに出るには3億5000万必要です。ちょっとしたお金持ちでも大変な金額ですが、どうしたかと言うと応援してくれるスポンサーを探す事なんです。こんな事をするので資金を援助してください。と企業を回るんですね。すごい事です。
それでも、今回が3回目のチャレンジでやっと出場できたように、過去の2008年、2012年は支援企業が倒産したりして参加できなかったんです。このように30年も「夢」を追いかけて努力を続けている人がいるという事をみなさんに知ってもらいたいです。そして、白石さんには無事に完走して日本に帰ってきてほしいと思います。さあ、2学期もあと2週間少しになりました。今年のまとめをすると共に、そして年の切り替わりに自分の「夢」について考えてみましょう。お話終わります。
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