教育委員会よりお越しいただいた「学力向上指導実践チーム」の先生が見守る中、3年生の数学では「平方根の大小」の単元をTTで行っている授業を参観していただきました。
授業後に、ご指導いただいた中で、「なぜ、その項目を学習しているのでしょうか」という、授業で大切にしなければいけないポイントについて素朴なご質問をいただき、授業をした先生が、その質問にしっかりと答えましたが、その答えに加えて、貴重なご示唆をいただきました。
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たとえば、「面積が2平方センチメートルになる正方形を作りましょう。」「では、その正方形の1辺の長さを測りましょう。」と。「この答である「ルート2( 1.41421356…)」の長さは、定規の目盛の中にあるのに、答えられない数。そう、中学3年生では、今まで知らなかった「数」を学習していきましょう。」と。
このように示すことで、生徒は学習へのモチベーションを上げるのではないでしょうか?と。1つ1つの発問の大切さ、授業づくりの奥の深さをあらためて認識しました。
また、「社会は数学でできている」とのお言葉が印象的でした。