国語の授業は、芥川龍之介作「トロッコ」の学習の導入。登場人物の情感を汲み取りながら学習を進めるにあたり、宿題になっていたのは、「自分が思い出せる一番古い記憶」を辿ること。「小さい時に迷子になって怖い思いをしたこと」、「保育所の入り口で引き渡しの時、泣いてしまった自分をオレンジ色の折り紙で折り鶴を折って迎え入れてくれたこと」など、五感を働かせてその時の記憶を想い出し、生徒同士で発表する授業が展開されました。次回からは、作品の中に表れる、主人公の時々の情感を辿りながら、学習が進められていきます。
なお、この授業は、教育委員会より学力向上指導員の先生に参観していただき、授業後に指導・助言をいただきました。