第3学期 始業式 校長先生のお話です。
皆さん、おはようございます。
まずは、能登半島地震で犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、被災された方々のお見舞いを申しあげます。 さて、2学期の終業式で、「1年の計は元旦にあり」というお話をしました。 本校校訓のもと「希望・学び。感謝」の通り、この1年も希望を持って学びに励み、感謝の心を大切にして学校生活を送ってほしいと願っています。 「希望」はこうなればよいと願うこと。のぞみ。 「学び」は見習って知識などを身に付けること。 「感謝」はありがたいと思うこと。 と、国語辞典に掲載されています。 「1年の計は元旦にあり」のことわざにあるように、この1年間を有意義に過ごすために、しっかりとした目標を立てましょう。将来の夢や希望を持っている人は、その実現のために学び、努力しましょう。 令和元年にノーベル化学賞を受賞した大阪府吹田市出身の吉野彰さんも、小学校時代の担任の先生から面白い科学の話を聞いたことから科学雑誌をどんどん読んで知識を広げていったそうです。令和3年にノーベル物理学賞を受賞した眞鍋淑郎さんは、「研究する一番の原動力は好奇心だ」と述べられています。好奇心とは珍しいことや未知のことに興味を持つ心です。 これまで児童の皆さんに、自分の興味や関心のあることに積極的にチャレンジし、夢や希望を持って学校に学びに励んでほしいと話をしてきました。その機会は授業中の中にも沢山あります。震災で学校生活を送りたくても送れない児童も沢山います。今、自分自身が何をしなければならないのかを考えて、日々の授業をしっかり受けてください。 令和6年を迎えて、インフルエンザの感染が拡大しています。引き続き、手洗い、うがい、マスク、換気などの感染予防に努めましょう。 3学期は1年で一番短い学期です。「終わりよければ全て良し」という言葉がありますが、これまで一生懸命積み上げてきたものが一瞬で崩れ去ってしまう学期でもあります。 今一度、学校生活の3つの約束「あひる」「あいさつ」「人の話を聞く」「ルールを守る」をしっかり励行して、6年生は中学生に向けて、1年生〜5年生は新しい学年に向けた準備をしてください。 今年は辰(たつ)年です。児童の皆さんが大きく飛躍して成長してくれることを、心から期待しています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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