７年生は、大阪城フィールドワークを通して、また、事前事後の学習で調べたことをまとめました。自分たちの身近なところにある戦争の戦跡・・・たくさん学ぶものがありました。

　７年生は、１学期に行った大阪城フィールドワークや調べ学習で学んだことを発表しました。大阪城フィールドワークでは、ボランティアガイドの方からいろいろ教えてもらったことを、写真を交えて報告しました。この取り組みを通して、７年生一人一人が改めて戦争や平和について考えることができました。

　多くのビジネスマンが働くオフィス街も、駅の向こうのマンション群も、７０年ほど前までは東洋最大規模の砲兵工廠（ほうへいこうしょう：軍事工場）だったことに驚きました。機銃掃射（きじゅうそうしゃ）の跡の残る石碑や、１トン爆弾によってずれた石垣をはじめ、たくさんの戦跡について教えていただきました。「なぜ戦争をするのか。その結果どうなるのか考えてください。勉強を続けてください。」という、ガイドさんの言葉が印象に残っています。

　４人のボランティアガイドさんの案内で、大阪城公園内を周り戦跡の数々を紹介していただきました。様々な質問にも詳しく答えていただき、とても勉強になりました。また、メモをとりながら聞いている子どもたちの姿や、ガイドさんに積極的に話をする姿勢を、ガイドさんも喜んでくれました。

　７年生は、大阪城公園内に残る戦争の爪あとから考える平和学習のフィールドワークに出かけました。雨天を心配していましたが、当日は晴れとなりました。日差しが強く、暑い中ですが、みんながんばって、たくさん歩きました。その分、学びや気づきもたくさんあったことと期待しています。
　７年生は、フィールドワーク当日を迎える前に、タブレットを使って、調べ学習をしました。少しだけ、基礎知識を持った状態で戦跡をまわりました。