今日読んでいただいた絵本は、『バスが来ましたよ』でした。進行性の目の病気から全盲になった男性・山崎浩敬さんの実話を元につくられた絵本です。「バスが来ましたよ」という、地元の小学生の一言。その声が次々と受け継がれていく、小さな親切の物語です。それぞれ思うことがあるようで、聞き入っていました。心温まる話を読み聞かせしていただき、気持ちよく1日を始めることができました。みんな、絵本のくにを楽しみにしています。登校して朝の準備を終えると、「もう椅子動かしていいですか?」と、近くで見られる場所を確保する人たちもいます。図工の時間につくったカレンダーにも、「絵本のくに」を書く人が何人もいました。