発達障がい理解への出前授業(NPO法人 サンフェイス)
今年度も、発達障がいのある子どもの理解のために活動している「サンフェイス」の方々に来ていただき、3,4年生を対象に、「発達障がいの特徴や発達障がいのある友達と仲良くなるポイント」等についてのお話をしていただきました。
3年生の授業では、まず始めに、相手がどこに困っているのか相手の気持ちになって考えることが大切であることや、「仲良くなるときの3つのポイント」等について次のように教えていただきました。 1.視覚的(説明するときは絵を使う) 2.具体的(待っててねではなく→20数えるまで待っててね 3.肯定的(走ってはダメではなく→歩きましょう) 体験活動では、各班のリーダーが軍手をはめて折り紙で鶴を折る競争をします。その際、周りの友だちも応援します。しかし、軍手をはめているとうまく折ることができません。リーダーの気持ちとしては、うまくいかなくてイライラしたり、あせる気持ちになったりするわけです。すなわち、この活動を通して、相手の気持ちになって考えることが大切だということに気づくことができます。また、上半分に切ったペットボトルの底から周りの景色を眺めます。当然、視界は狭くなり見る範囲は限られてきます。これと同じように、発達障がいの子は興味のあるところにしか目がいかないこともあり、周りの友だちが手助けしてあげることの大切さも理解することができました。 10月には1,2,5,6年生も段階に応じた出前授業を受けますが、こういった授業を通して発達障がいのある子どもたちへの理解をさらに深めながら、仲間づくりに努めていきたいと思っています。 いよいよ2学期が始まりました2学期は、運動会・たてわり班遠足・学習発表会などの大きな行事があります。来週からは、さっそく運動会(10月6日実施)の練習が始まりますが、暑さに負けずがんばって練習に取り組んでいきたいと思っています。(^_^)/ 1学期終業式終業式では校長先生から、「挨拶ができるようになってきたこと」「自分がされて嫌なことは人にはしない」「1学期の成績を振り返ってみよう」などのお話がありました。 また、生活指導からは、「自転車の乗り方に気をつけること」「知らない人にはついていかない」「子どもだけでゲームセンターには行かない」など、夏休み中に気をつけることについての話がありました。 いよいよ、長い夏休みが明日から始まります。安全面や健康面に気をつけながら、プール開放や図書館開放にも参加し、有意義な夏休みを過ごして欲しいと思っています。 みんなの こうえんで あそぼう(1年 生活科)まず公園に着いた後、常設してある公園の看板を見ながら、公園で遊ぶ時のルールやマナー(ごみの持ち帰り・遊具の使い型等)について学習しました。 その後、トイレ・ベンチ・防火施設などの公共設備を見た後、いろいろな遊具を使って楽しく遊んだり、セミのぬけ殻を見つけたりしました。これからも公園を利用することは多いと思いますが、「みんなが使う公園」という意識を持って、友だちと仲良く遊んでほしいですね。 福祉教育出前授業(3年)車椅子に乗っておられる方は自動販売機や階段の上り下りで不便さを感じていることや高齢者や障がいのある方が不自由さを感じられていること等についてお話ししていただきました。 また、手を上げ下げするゲームを通して、自分が良くても相手が困る場合があることも実感できたようです。 今回の学習を終えて、「困った人を見かけた時は進んでお手伝いをする」「高齢者の方を大切にする」などの意見も多く見られました。 福祉教育は2学期も3学期も行っていきますが、これからもこのような学習を通して、困っている人の身になって行動することができる子どもに育ってほしいと願っています。 |
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