十五夜今日の朝刊に、ノーベル物理学賞に、宇宙空間にできた「ゆがみ」が波となって伝わる現象、いわゆる「重力波」の初観測の成功に貢献した、アメリカの研究者3人が選ばれました。という記事が載っていました。 「重力波」はアインシュタインの「最後の宿題」といわれ、観測することはできないとされてきました。今回の観測は、天体現象をとらえる全く新しい手段として天文学の発展につながり、今後、さまざまな宇宙の謎の解明が進むものと期待されています。 今夜は十五夜。うさぎがいるのか、蟹がいるのか、はたまた本を読む女性がいるのかと月を眺めるのも、正岡子規はこの月を見て何を想ったのか、アルキメデスやニュートン、アインシュタインはどんな数式が頭をよぎったのかなど。宇宙への様々な思いを浮かべるのもいい月夜となりそうです。 |