当たり前にできることがすごい!
1月8日(火)
3時間目の休み時間。運動場では体操服姿の3年生が自由に遊んでいました。そのうち休み時間終了の時刻が近づきました。しかしノーチャイム制のためチャイムは鳴りません。さてどうするのかなと思って遠くから見ていると、体育係がさっと前に出て、「集合!前へならえ!」との掛け声で、学級の子どもたちは自然に遊びを止めて4列に並び始めました。素早く整列すると、駆け足で体操隊形に並び直し、全員で「一、二、三、四!」と声を合わせて屈伸運動が始まりました。その途中、担任の先生が出てこられましたが、その間、1分足らず。 学級全員が体育の授業へのやる気とチームワークが育っていないと、子どもだけでの集団行動は難しいもの。担任がいても、集合や整列、準備運動や細かな注意のために10分以上かかることもあります。その時間が短縮できれば、45分間の授業の残りの時間をめあての運動に多くの時間をかけてしっかりと体力づくりに取り組ませることができます。 毎日の微々たる歩みでも、1、2、3学期と子どもたちは確実に成長の足取りをたどっていることを実感しました。 ◇上:「体操隊形に 開け!」 ◇中:「大きく前へ ならえ!」 ◇下:「一、二、三、四! 五、六、七、八!」 |