「おはなしの会」/2日目今日の2・3時間目、昨日に引き続き、島之内図書館「絵本の会」と「スマイル」のボランティアの皆さんとによる「おはなしの会」が4〜6年生の高学年を対象に全学級で行われました。 どの教室でも、途中で部屋に入るのがためらわれるほど子どもたちは真剣に絵本やお話に集中していました。高学年ともになると、一冊の絵本に全員の子どもたちが笑ったり悲しんだりする姿はなかなか見られません。しかし、今日はどの教室でもそんな姿が見られ、各教室3人程度のボランティアの方の経験の豊富さと熱意がうかがえました。 学校での図書館や教室での読書活動は、他の人に迷惑をかけないというマナーを大前提に、一人で静かに本を読むことが重視されますが、個人差もあるため本人の興味・関心によりどんなに素晴らしいと思われる本も、卒業まで手に触れられない本も多くあります。 ところが、「おはなしの会」や「スマイル」さんのお陰で、今まで知らなかった沢山の本やお話に耳を傾ける機会を通して、場面の変化に合わせて楽しい場面や悲しい場面を全員で共有できました。そして自然に笑い声やつぶやきが声に出ますが、やかましいと注意されることはありません。この全員で一冊の本の世界を声に出して共感できることが何より読み聞かせ読書の素晴らしい点です。 これからも、学校と地域ボランティアとが連携して中大江の子どもたちの豊かな読書の世界を広げていきたいものです。「絵本の会」と「スマイル」のボランティアの皆様、2日間寒い中での読み聞かせを大変にありがとうございました。 |