平和教育特別授業を実施しました(6年)吉村様のお話の中で、戦闘中に重傷を負っている間も、8月15日に投降した時も、奥様の「生きて帰ってきて」と送り出してくれた時の言葉を心の支えとして耐え、どんなことがあっても帰りたいという気持ちをもち続けてきたとお話しされました。 子どもたちは、戦争で犠牲になるのは戦闘している兵士だけではなく、非戦闘員からもたくさんの犠牲者が出たことを知りました。そして、戦争が終わっても何年たっても、戦争で受けた心の傷は簡単には消えないことを理解しました。 今回の学習を通して、子どもたちは戦争のもつ非人間性を理解し、人種や言葉、宗教、文化を越えて互いの違いを認め合うことの大切さを再認識することができました。 子どもたちのために今年も平和学習を実現してくださいました吉村様、本当にありがとうございました。これからも高倉小学校の子どもたちのことをどうかよろしくお願いいたします。 5年秋の遠足(奈良公園)その2奈良公園の移動中にはかわいらしい鹿がたくさんいました。 子どもたちは鹿に会えて喜んでいました。 5年秋の遠足(奈良公園)その1朝から雨が降ったりやんだりして、学習と遠足の両方を準備して登校した子どもたちですが、出発前には雨が上がり、予定通りに奈良公園に向けて出発しました。 奈良公園に到着して最初に東大寺で大仏を見学しました。子どもたちは大仏の大きさに驚いていました。二月堂から班ごとにオリエンテーリングに取り組み、班で協力してゴールをめざしました。途中で道に迷った班もありましたが、無事にすべての班が遅れることなくゴールすることができました。その後、お腹をすかせた子どもたちは鹿苑付近の広場でおいしそうにお弁当を食べました。 友だちと協力したオリエンテーリングでの活躍ぶりや、電車内のマナーのよさも立派で、5年生の子どもたちの成長ぶりが見られた遠足でした。 被爆体験伝承講話(6年)国立広島原爆死没者追悼平和祈念館より被爆体験伝承者の方を講師としてお迎えし、高倉小学校の平和学習をより深めることができました。 講話では戦時中の児童の生活の様子がわかるように、本校の学童疎開の様子を記した「連結器の上で」を紹介していただきました。疎開先での生活や、大阪大空襲で保護者を亡くした児童に対して大阪への帰路に列車内で教員が語りかける様子など、当時の児童や教職員の苦労や戦争の理不尽さがよく伝わりました。 また、原爆投下について詳しく説明していただき、当時の人々の被爆した状況や、原爆が投下された原因や当時の国際情勢もよくわかりました。 そして、学徒動員で原爆被害に遭い、自身も家族も翻弄された方の平和への思いが、お話の中でしっかりと伝わってきました。 子どもたちは平和を実現するために自分たちができることは何か、またこれからどんな生き方をしていくことが必要かについて考える機会となりました。 子どもたち一人一人が今後の学習を通して戦争や平和について真剣に考え、行動することができるよう支援していきます。 理科出前授業(6年)今回は、スライムを作ったり、紙おむつなどに使われている高吸水性高分子1グラムでどれくらいの水を吸収することができるか実験したりしました。 また最後には、ノーベル賞を受賞された方々のお話や、日本には、まだまだ科学者が足りないので、みんなもぜひ好きなことをとことん追究するなどして、学ぶ楽しさを知り、ぜひ科学者を目指してくださいといったお話もしていただきました。 子どもたちも最後までとても楽しそうに活動していましった。関口先生、今日は本当にありがとうございました! |
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