学校のためにできること
今日の6時間目は、学校のためにできることを考えてみんなで協力して行うことにしました。
教師:「クラスのためではなくて、学校のためにできることはあるかな?」 この問いかけに子どもたちは、すぐに近くの子と話し合いを始めました。 子ども:「そうじは?」 「どこの?」 「学習園の草ぬきは?」 「でも、冬やからべつにいいんちゃう?」 「あっ!落ち葉いっぱい落ちてるからそれそうじしようや!!」 「いいやん!!」 話し合いの結果、今日の活動は校庭の落ち葉ひろいに決定です。 さぁ、ちゃんとそうじができるのかな? 少し心配しながら子どもたちの様子を観察すると… 子ども:「俺ここ掃くから、そっちの場所たのむわ」 「おっけー!まかして!」 中には、少しふざけている子やなかなか掃除に入れない子もいました。 でも… 子ども:「お〜い!こっちきて一緒にやろうや!!」 「ふざけたらアカンで!ちゃんと掃除しよう!」 と、子ども同士で声をかけ合う姿も!! みんなで、協力できるようになってきたんだなと子どもたちの成長に感動したひと時でした。 ![]() ![]() ![]() ![]() エマおばあちゃん
「さぁ、机といすを後ろに下げましょう!!」
黒板の前にスペースを空けて、みんながそこに集まります。 今日は子どもたちと約束をしていた、「エマおばあちゃん」という絵本の読み聞かせを行いました。 「70歳を過ぎた一人暮らしのエマおばあちゃんがしたことは…」 そこから物語は始まります。 教師:「ひとりぼっちのエマおばあちゃん。みんながエマおばあちゃんならどんな気持ち?」 子ども:「さみしい」「泣きたくなる」 教師:「どうしてエマおばあちゃんは絵を描いたの?」 子ども:「家族からもらった絵が自分の知ってるふるさと違うかったから」「さみしさをなくすため」 子どもたちは物語を聞くだけでなく、登場人物の気持ちを考え、それを近くの子と想像しながら物語の世界に入り込んでいきます。 そうしていると子どもたちの距離も近くなっていきます。 体も心も温かい雰囲気が教室いっぱいに広がった時間でした。 ![]() ![]() |
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