全校朝会 校長講話「気づく心をもつ」![]() ![]() ある日、本校の職員室前でこんな光景を見ました。休み時間でした。職員室前で友だちと話しているА君がいました。そこへたくさんのプリントと荷物をもったB先生が、やってきました。するとА君は、話をやめて職員室の入り口の戸をさっと開けました。そして、何もなかったかのようにまた友だちと話し始めました。私は、А君は、よく気のつく頭のいい子だなと思いました。 私は頭のいい子というのは、「気づく心を持っている子」「その時の空気の読める子」「何があってもとっさに判断できる子」と思っています。みなさんが、これから成長していくうえで大切なのは、「気づく心をもつ」ということです。 勉強にしても、スポーツにしてもこの心がないと伸びません。例えば、縄跳びの二重とびにしても、人が跳んでいるのを見て、どこが大切ポイントなのか、しっかり気づくことが大事です。大切ポイントが分からなければ、できている友だちに聞いたり、先週紹介したような本で調べたりするといいでしょう。縄跳びに限らず、このように気づくことから何らかの工夫や努力を重ねると上手になるということをたくさん体験してほしいと思います。 今日から、学校生活、家庭生活、地域での生活の中で自分の「気づく心」を育てていってください。 |
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