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全校朝会 校長講話「言葉のキャッチボールで伝え合う力をつけよう」

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キャッチボールをするときには、相手が受けやすいように投げるのがルールですね。野球の経験のある人が、あまりキャッチボールをしたことのない人に速い球をなげないですね。相手の力に合わせて受けやすいようにゆっくりと投げると思います。
相手が話を聞こうとしているかどうかも確かめずに、一方的にしゃべる、自分の意見だけを言っている。これは、言葉のキャッチボールではなく、言葉のドッジボールです。自分は、そうなっていないか、振り返ってみてください。
昔から、人と人が話をするときに大切にしたいこととして、「大きな耳、小さな口、優しい目」という心得ごとがあります。
「大きな耳」というのは、人の話をしっかり聞きなさいということです。口が1つしかないのに耳が2つあるのは、話すよりその2倍、人の話を聞く必要があるから、耳を2つにしてあるというのが、イソップという童話を書いた人の言葉です。
二つ目の「小さな口」というのは、自分の意見は言い過ぎるなということです。話をするときは、落語家を見習うといいと言われています。落語家の話をなぜ、お客さんは聞くか分かりますか。落語家は、高座と言って舞台に上がったら、まず、客席を見ます。その瞬間に話すスピードを変えるそうです。お客さんが若い人ばかりだと少し早く、お年寄りだと少し遅く話すそうです。聞いている人の様子を見て話し方を変えるそうです。要は、伝えたいことが聞き手にしっかり伝わるようにしたいというプロとしての思いがあるからです。見習いたいと思います。
最後に「優しい目」というのは、目配りをするということです。今、話をしている人がどのような気持ちで話しているのか。その話を聞いている人は、どのような気持ちで聞いているのかを「読み取る力」のことです。その場の空気を読むために、自分の心を広く優しい状態でないとだめですよというのが、「優しい目」という言葉の意味です。
大きな耳、小さな口、優しい目、この3つをいつも頭に入れて、人(友だち、お家の人、地域の人)と接するようにしてください。

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