7/13(月) 全校朝会 校長講話 「気づきの心を磨こう」![]() ![]() いつも、地下鉄九条駅で気持ちよく使っている場所があります。どこか分かりますか。それは、トイレです。担当の方が、毎日徹底的にきれいにしていることが、仕上がり具合から分かります。行き届いた清掃をしていると思います。どこの地下鉄の駅のトイレよりも美しいと思います。 ところで、みなさんがよく知っているディズニーランドには、「深夜清掃」というものがあるそうです。働いている人が交代で徹底した清掃をします。その中でも特にしっかり清掃するところはトイレです。そのため、トイレを清掃する人たちは、自分が担当するトイレ一つ一つに名前をつけているそうです。深夜にディズニーランドのトイレの前を通ると「そうか、お前も今日は思いっきり汚された。きれいにしてあげるからな!」などの声が聞こえてきます。まるで、人間の体を洗っているように清掃をします。ここまでていねいに清掃をするので、使う人は気持ちがよいのです。このように元気なあいさつと清掃によって、多くの人たちが、またディズニーランドに行ってみたいという気持ちになるのです。 ディズニーランドのあいさつと清掃の話をしましたが、もう少し、清掃の話をします。 清掃を徹底してすると、いろいろとよい効果が表れます。 1. 心が優しくなる。 2. 気づき人間になれる。 3. さわやかな気分になれる。 4. 効率よく勉強できるようになる。 5. チームワークがよくなる。 日本女子ソフトボールでピッチャーとして活躍した上野選手は、練習が終わってから、チームの誰よりも遅くまで、グラウンドや部室の清掃、使ったボールをはじめとする用具や器具の整備をするそうです。なぜ、そこまで徹底的した清掃や整備をするのか。その理由は、明日も気持ちよくチームのみんなと練習がしたいからだそうです。この上野選手のお蔭で、チームワークは大変よいそうです。清掃は、気づきの心を磨くので、試合に役立つのだそうです。 夏休みまであとわずかな日数となりました。自分たちの教室をはじめ、1学期使った場所は、気づきの心を働かせながら、徹底的に清掃してください。 |
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